月世の猫

宜しくお願い致します。 【小説・ポエム・イラスト】 優しい繋がり 誰かがみつけてく…

月世の猫

宜しくお願い致します。 【小説・ポエム・イラスト】 優しい繋がり 誰かがみつけてくれればいいと思います。

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最近の記事

【モコ1年生からのアダ名】

~1年生からのアダ名~ なんて名前? この日から1番の仲良しになる みっちゃん。 モコの名前は「萌子(もえこ)」だ。 だけど好きなキャラクターの「ポン太だよ。」と名乗る。 みっちゃんは「本当の名前は?名札にもえこって書いてあるよ。もえこでしょ」再度聞く。 モコ「もえこじゃないよ、ポン太だよ」 この日からモコのクラスでの、アダ名はポン太になる。 モコとみっちゃんは、学校から帰宅しても仲良く遊んだ。 モコのクラスに、女の子みたいなノリの男子がいる。ナオキくんだ。 ナオ

    • 【モコ】~モコ保育園に行く~

      ~モコ保育園に行く~ 母の自転車の後ろに乗って保育園に通う。 幼い時のモコは面食いだ。 園で1番カッコいいオミくんが好き 恋多きモコ お昼寝の時間にオミくんとイチャイチャしてる時が好き。 恋多きと言っても。この時は2度目の恋。 イチャイチャとは、オミくんがモコの手にキスしたり。そんなじゃれっこ。 食事の席もいつも隣りに座っている。 保育園で苦手なのはマラソンの時間。 みんなパンツ1枚で走る。 モコは胸を見られるのが嫌。 なんで胸を出して走るのか。。 モコはいつ

      • 【モコ】~初恋~

        『もこ』~初恋~ 春と夏の中間のような、暖かな陽気。 シジミ蝶が舞う、青紫の小さな花を詰んでいる。 このオオイヌノフグリが可愛くて好きだ。 隣に家に遊びに行く。お気に入りの小さな扇風機のオモチャで遊ぶ。 まもくんの家。 いつも一緒に遊ぶ。 ~仲良しな二人は両想い。~ まだ3歳にも満たない幼いモコと小学生のマモくん。 マモくんはいつもモコの面倒をみる優しい少年。 モコは優しいマモくんが大好き。 初恋。 「おばちゃーん、モコちゃんが漏らしちゃった」 実際はこん

        • 【ネコ】~これが冒頭の男~

          ある晩、怖いものを見た。 気のせいと言い聞かせ怯えながら丸くなって眠ろうとすると、携帯が鳴る。 出ると昔の知り合いで、共通の知人が亡くなったと。 普通なら悲しいやショックが先だが。 怯えたていたネコは、あまりの恐怖ににワーワー泣き叫ぶ。 怖いからすぐに来てというと。深夜だが、俺が悪いからと駆けつけてきた。 怖くてここに居たくない。 男の車に乗って家を出る。 だが、車中で男が言った言葉が ネコは酷いと思い喧嘩になる。 帰る!! 寝所に着くと恐怖は無くなっていた。怒り

        【モコ1年生からのアダ名】

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        • ネコ
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        記事

          【ネコ】~クリスマスの夜~

          ネコの働く小さなお店では、ただチヤホヤされる訳ではなく、とにかく頑張った。絶対に!という強い気持ちがあったから。 人の分も引き受けることも。意識を失って倒れることもある。 それでも店主に虐められる。 性格と店主の気持ちが女だからだ。 通う人達が庇ってくれた。1人でも応援してくれる人がいる限り頑張ろうと思った。 でも、このままでは頑張るほど身体を壊し死を感じた。 そういった相談も青年や青年の友達にしていた。 ある時 お客さんが、なんでこんな所にいるの? 駅前いけば大きい店か

          【ネコ】~クリスマスの夜~

          【ネコ】~クリスマスの夜~

          青年は最初はネコに夢中だったが ネコの知り合いが、2人の仲を壊そうと青年に告げ口をしたり。 この知り合いはネコの友達や、働く店全部回りネコを悪く言うのが好きだ。 これはもう治らないとネコも分かっていたが。ネコが大変な時に必ず助けてくれたので付き合いは続いていた。 それよりガッカリしたのは、好意を寄せていたネコに確認もせず。 知り合いの話だけで、受け止めたことだ。 一線を引いたとはいえ、青年はネコには理解出来ない愛情表現をした。 ネコは青年を、唯 友達のように出掛けられる

          【ネコ】~クリスマスの夜~

          【ネコ】~クリスマスの夜~

          ~クリスマスの夜~ ネコはクリスマスを過ごし。 その夜 家を飛び出した。 ネコは乗り越えようとしても そう簡単なことでは無かった。 とても大変だ。 飛び出したクリスマスの夜 青年と知り合う。 気持ちが紛れるかと思った。 唯、それだけだった。 飛び出す前に、町の小さなお店で働いた。 これも集中するので、紛れる。 店は繁盛して 通う人達は皆優しい ネコはちやほやされる。 帰宅しては、ずっと泣いている。 光と影だ。 そんな中、クリスマスに出会った青年は 一緒にいる

          【ネコ】~クリスマスの夜~

          【ネコ】~ネコと雪の結晶~

          ~ネコと雪の結晶~ ネコは毎年、大切な人と春夏秋冬幸せな日々を送っていた事がある。 その時 ネコはまだ人間で愛のある幸福な暮らしをしていた。 恋から始まり、愛し合う2人。 我儘はネコの方で、そんなネコを彼の愛が大きく包み込んでくれた。 何があっても離れない2人。 親よりも何よりも大切で。 ネコを守ることだけが生きがいと言った。 言葉だけではなく、本当に大切にしてくれた。 ネコも彼が大切で、彼に何かあれば黙っていなかった。 我儘を言わない、お金もいらないと言う。彼が携

          【ネコ】~ネコと雪の結晶~

          【ネコ】~水面~

          ~水面~ 森の宴が終わり 猫達の帰宅はドライバーが送ってくれる。 送りは沈黙も多い。それが嫌な訳でもない。寝床に着いてからの事を考えていたり。まだ宴のことを考えている猫もいたり。無になっていたり。それぞれだ。 ネコはたまに一緒になる楽しいメンバーの時がなんだか好きだ。 他愛ない冗談を言って、それを誰かが笑い。聞いているドライバーもこのメンバーが面白くて好きだと言う。 それを聞いたメンバーはまた嬉しくて とても心地よい連鎖だ。 ドライバーは送り場所や日によって変わる。

          【ネコ】~水面~

          【ネコ】~眼鏡を掛けた青年~

          ~眼鏡を掛けた青年~ 色白で爽やかな顔立ちの眼鏡を掛けた真面目そうな青年に見初められる。 何度か森で会い、2人で歌を歌いに行く。 青年は ネコちゃん一緒に住もう。と言った。 住むのが無理なら好きな時に来て自由に使ってと。 いきなりだか、ストレートで良い。 だが、知り合って間もない。 ネコは流したか、何となくの言葉を返した。 時間もあるが、何度か話しをした時に感じる。 本能的に判断する相性だろう。 青年と住みたいとは思わなかった。 森の外で会うのは、全ての人間に

          【ネコ】~眼鏡を掛けた青年~

          【ネコ】~リキを溺愛する女~

          ~リキを溺愛する女~ リキは社長のお嬢さんとお付き合いしていたのだが別れたばかりだ。 リキがいくら好きだと言っても、ネコには響かない。 そこで、リキは彼女と寄りを戻し始める。 焼きもちを妬く彼女が見ること計算して、ワザと見て下さいと言わんばかりに携帯を置く。 その日から、彼女から電話とメールがくる。 彼女は不自然を勿論察して、ネコに伝える。 リキを溺愛している彼女は、ネコの文章を真似して嫌味を言ったり可愛いものだ。 「絶対にリキは渡さない」という強い意志を感じた。

          【ネコ】~リキを溺愛する女~

          【ネコ】~リキの仲間~

          ~リキの仲間~ 片思いのリキに、仲間が同調して 森にいたネコの元にやって来た。 リキと付き合わないなら、ネコさんでも許さないよ。 俺の仲間色々といるから。 脅して来たのだ。 リキが夢中になって森に通うので ネコを心配した 仲間の雌猫のカノンが コイツはどうしようも無い男だから ネコ気をつけなよ。と教えてくれた。 雌猫のカノンはこの界隈の情報通だ。 森でネコは、雌猫達に好かれていない。 嫌なことをされたり、かなりバッシングされていた。 そんな中でも雄猫達はネコに優し

          【ネコ】~リキの仲間~

          【ネコ】~押しの強い男~

          ~押しの強い男~ いつものように森にいると ある男に見初められる やはりネコよりかなり若い ネコに夢中なのが見て分かるほどだ。 デートスポットに行ってみた。 どうなるのか練習にもなる。 何となくの気晴らしだ。 手を繋いで歩いた。 男の名前はリキ 困った。 その時に、寝床の近くまで迎えに来てくれたので。突然来るようになってしまった。 今近くにいると電話が。 リキは嬉しそうに笑っていた。 ネコは流す方だか、無理な時はハッキリ言う。 今日はそこに行くけど、もう連絡無し

          【ネコ】~押しの強い男~

          【ネコ】~柊吾(しゅうご)~

          しゅうごの家庭環境の話も少ししてくれた。 いつも、今行こうか?と言ってくれる優しい子だった。 しゅうごは背が高く綺麗な体格をしていた。 スポーツ万能で、ネコが行き詰まると スノボやスキーに誘ってくれた。 ネコは猫の癖に運動神経が鈍く 絶対に骨折して帰ることになるから辞めなさいと。周りの猫に止められ 確かに骨折は困ると。楽しみにしていたが諦めた。 少し前なら何も考えずゲレンデへGOだろう。 しゅうごと会う約束をしても、何度もネコがすっぽかした。 気分なのか 腰が重い

          【ネコ】~柊吾(しゅうご)~

          【ネコ】~柊吾(しゅうご)~

          ~柊吾(しゅうご)~ 森で大勢の仲間と来た1番若い男がネコを気に入る。 一つ一つの仕草が、とても可愛い。 それはネコを気に入ってくれたリアクションだから。 とにかく笑顔が可愛い。 それを見て ネコも笑顔になる。 癒しの時だ。 しゅうごとは年が親子程離れている。 1番可愛い。 爽やかで、優しくて、面白くてノリも良いが根が真面目だ。 しゅうごの家は少し複雑で、なので人の気持ちの分かる子だった。 しゅうごは会うと長い時間一緒にいた。お互い楽しくいれた。 二人きりで会

          【ネコ】~柊吾(しゅうご)~

          【ネコ】~宙とネコ 喧嘩~

          ソラの方がよほど子猫のような顔していた。 1つ。ネコはソラとベッドで眠ることが好んでなかった。 好みは仕方ない。 何となく会話はしてみても。ネコは動かない。 ソラと出掛けるのは減っていった。 ~宙とネコ 喧嘩~ ネコは、愛=許すこと 愛=行動 愛=お金と思っている。 自分に愛が無い人間には興味がない。 とはいっても 恋愛ばかりではない 友愛 家族愛 色んな愛情があると思う。 ソラに恋愛は求めていない。 お互いが其れを求めている訳では無い。 でも、友達とはいえ

          【ネコ】~宙とネコ 喧嘩~