見出し画像

こんにちは、たまっち先生です。

be a lawyerでは受験生の方向けに個別指導、過去問添削を行っております。
ぜひご利用ください。
また、弊社講師作成の論証集を販売しております。
令和2年予備試験合格後、令和3年司法試験に上位合格された講師お手製の論証集をぜひご利用下さい。

今回は、私が受験生時代に感じた「一元化の重要性」について記事を書きたいと思います。

司法試験・予備試験のみならず、受験業界においては一元化の重要性をよく耳にしますが、私は司法試験や予備試験では特に一元化が重要であると考えています。
その理由は、他の国家試験でも類を見ないほどの出題範囲の広さです。

司法試験や予備試験は他の試験に比べて出題範囲が広いです。また、毎年新たな判例が蓄積され、法律も改正されることから、出題範囲が年々増大しています。そのような膨大な出題範囲であるため、予備校のテキストや市販の教材だけで対策をするのは無理があります。

① 一元化のメリット


上記のような理由から、自分だけの一元化教材を作ることの重要性が囁かれるわけですが、教材を一元化することのメリットとしては、過去に間違えた問題・苦手な問題を一目で見返せる点にあります。もちろん、範囲が無限であるため、一元化をしたとしても全ての範囲をカバーするのは難しいとは思いますが、それでも自分が過去に間違えた問題を一目で見返すことができ、再度出題されたときには確実に得点できるというのは大きなメリットです。
出題範囲が広いということは、逆に言えばどれだけ優秀な受験生であっても全てを完璧に対策することは不可能に近いといえるため、大事なのは、自分がこれまでに学習してきたこと、過去に解いた問題を確実に得点していくことなのです
このような意味で一元化のメリットは非常に大きいといえるでしょう。

② 一元化教材の作り方

(1)1からまとめノートを作成する


一元化教材の作成方法としては、主に2つあります。まずは、1から10まで自分の手でまとめノートを作成するという方法です。これこそ一元化という方法になりますが、デメリットとして作成するのに莫大な時間がかかるという点が挙げられます。学習を効率化するためとはいえ、作成に時間がかかるのは得策とは言えませんので、合格者が販売しているまとめノートを購入し、それを修正・改善して自分だけのまとめノートにするといった工夫をするべきでしょう。

(2)趣旨・規範ハンドブックに付箋等を貼り付ける


2つ目の方法としては、辰巳法律研究所さんの趣旨・規範ハンドブックに付箋を貼るなどして自分だけの趣旨・規範ハンドブックを作成するという方法です。私は、こちらの方法で一元化をしていました。
趣旨・規範ハンドブックは、それ自体がまとめノートのような体裁になっており、そのままでも試験対策に使うことができることに加え、自分が間違えた問題や苦手な論点について付箋等に補足を加えたものを貼り付けることで簡単に自分だけの一元化教材を作成することができます
特に、民事系科目の趣旨・規範ハンドブックは、改正民法に対応しており、1冊だけで民事系3科目の対策をすることができるため、愛用しておりました。
まだ一元化教材をお持ちでないという方は、ぜひ趣旨・規範ハンドブックを利用してみてください。

また、be a lawyerでは、まとめノートを販売しておりますので、そちらもご覧いただけますと幸いです。以下の記事からご覧いただけます

③ まとめ


試験を勝ち抜くために、重要なのは勉強の効率化です。そのためには、これまで学習してきたことを忘れないようにするという工夫が欠かせません。
その方法は様々ですが、過去の合格者の多くが教材の一元化を勧めているということは、一元化が勉強効率を向上させているのは間違いないといえるのではないでしょうか。
合格者の勉強法は非常に参考になりますので、ぜひ真似てみるというところから始めてみましょう。
特に、社会受験生の方は、専業受験生に比して、学習の時間が取れないため、一刻も早く一元化教材を作成し、勉強効率を上げるべきです。

自分だけの一元化教材を作成し、最短で合格しましょう。 

受験生皆様の最終合格を祈っております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?