コロナ 全国一斉休校について思うこと
2/27 (木)夕方、突然「3/2から全国の小中高一斉休校の要請」なるものが総理から出されました。
2/28(金) 14時に市の教育委員会からメールが届き、「3/2から休校」とのお達し。
その1時間後に大量のお持ち帰りの荷物と共に子供が帰って来ました。
1) そもそも全国一斉休校は必要だったのか?
この辺は私はウイルスや感染症、公衆衛生学の専門家ではないので言及は避けます。
詳細は、こちらの専門家の方々のご意見をご参考になさってください。
https://note.com/sangmin/n/n3df8ec0db011
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-wada-2
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/pm-abe-hannou
https://www.kanaloco.jp/article/entry-284598.html
私個人の私見としては3/1現在は、まだその段階ではなかったのではないかな?と思っています。
(今後の状況によって変わりうる可能性がもちろんあります)
理由として
・検査体制がインフルエンザのように整っていない中で、しかも国内での子供の感染例が(検査が行き届いていないという前提を踏まえても)ほぼない状況で見切り発車的に休校にした場合、何を持って再開するかどうか?が不明確
・現状、子供の発症例より高齢者の発症・重症化が問題になっている中で、子供がウイルスの媒介役となりうると考えられるのに、その子供を自宅で不要不急の外出を控えて匿うというのは、むしろ親族や近所の高齢者への感染が増えるのではないか?
むしろ、日中は学校にいてくれた方がパンデミックを防げるのではないか?
(これは現状分かっている情報を元に、インフルエンザとは感染力、発症の仕方などが異なるという前提で話しています。仮に今後ウイルスの変異によって特異性などが変化する可能性も十分にあります)
・例えば、毎朝検温して報告する。37度以上、それ以下でも咳が連続して出ている場合は学校を休む。
先生や児童の発症が検査により確認された場合はそのクラスは学級閉鎖(1-2週間)
などインフルエンザよりも厳しめの対応を2月頭くらいからやれば良かったのでは。
つまりやるにしてもとても中途半端なタイミング、オリンピックやりたいだけなの?と思いました。
2)2/28の小学校の様子
2時に一斉メールが届き、お道具箱やら学校に置いているもの、全部持って帰ったら大荷物になるだろうな、と思い迎えに行きました。
迎えに来てるのは通常級では私ともう1人くらい…過保護だったかな💦
でも案の定大荷物だったので、自転車に娘と同じ登校班の子の荷物を乗せて送れたので、行ってよかったと思いました。
突然のことで大人も動揺して受け止めきれないのに、子供たちはなおのこと。
もうこのクラスで会うのは今日が最後と言われて涙が止まらない子も何人もいたり。担任の先生も泣いていたり。
校長先生も集団下校の見送りに来てましたが、髪はボサボサでげっそりしておられ、徹夜で対応されたのかな…と思いました。
ランドセルの中には、1ヶ月分の宿題と、一斉休校についてのお知らせ、県知事からの手紙、一斉休校の際の過ごし方、などのお便りがパンパンに入ってました。
これを昨日の夕方の突然の要請から24時間も経ってないのに準備された先生方が有能過ぎる…😭💦
3)子供と共に自宅で不要不急の外出を1ヶ月控えるということ
ぶっちゃけ無理です。
うちは在宅ワークなので、子供の面倒を見つつ仕事をしたらスピードも落ちます。
ひとり親ですし頼れるパートナーもいません。
近所の親は70歳を超え、2人とも基礎疾患を持っているので頼れない。
気分転換にカフェやマックで自習とテレワーク、と思っても夏休みでなくて一斉休校なので子供を連れて出かけづらい。
また個人差はありますが、うちの子は5分も1人でお留守番できないので、買い物も連れて行かないといけない。
Twitter上では訳知り顔で
「ゲームばっかりやっちゃダメだぞ」とか
「ショッピングモールとかに子供連れてくるなよ」とか
「国難なんだから文句言うなら初めから子供産むな」と言った意見も結構お見かけします。
まぁ言論の自由なんで言いたい人は言えば良いと思いますが、結局はプロ野球やサッカー見ながらプロ選手に文句言ってる外野の人たち、という印象でしかないです。
間違ってるとは言ってないです。
4) どうやって乗り越えるか?
正直初めてみないとわからないです。
夏休みなども外に遊びに行ったり、親戚の家に行ったり、親に預かってもらいながらなんとかギリギリ(それでも親子喧嘩はあからさまに増える)乗り切ってきたので、それら無しでどこまでできるのか、自信がないというのが正直なところ。
共働きの家庭では学童も使いつつ、休みつつ、職場へも気を使い、毎日お弁当を作って朝晩お迎えして、となりますし、学童では明らかに日々の学級と比べて人口密度も上がるので、さらなる健康管理が重要になってきます。
逆に専業主婦のご家庭では突然春休みが前倒しになり、どうしたもんかと頭を悩ませている人も。
数少ないママ友からも悲鳴に近いLINEが届いたり。
夏休みがあるじゃん、という人もおられますが、夏休みを結構ギリギリで、乗りきっているお母さん方の奮闘ぶりはTwitterなどで検索すればすぐ出てくるので、もし興味あれば見てください。(そゆこと言う人は知ろうともしないだろうけどねw)
とりあえず、家の中でラジオ体操やEダンス体操や、ヨガのDVDなどやりつつ、ダンス教室の練習をしつつ、
教科書、宿題、ドリル、読書、学習アプリなどで時間割みたいに時間区切ってやる、
あとは音楽?(カラオケ行くとまた文句言われるのかな…)
図工は塗り絵、お絵描き、工作、折り紙、とか?
ほどほどにやりつつ、
ゲームなどで息抜きしつつ、近所の人通りの少ないとこをたまにお散歩しつつ…
とにかく勉強は二の次、
感染媒介者(スプレッダー)にならない、
ストレスで喧嘩しない、
なるべくお互い笑顔で居られるように、
心身の健康第一を心掛けて行こうと思います。
このウイルスの騒ぎで、世の中の働き方、教育の在り方、子育てなどの古くてもう不要となった既成概念が炙りだされて、よりみんなが生きやすい社会になるためのきっかけになればいいなぁと思います。
3/1記
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