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オコゼに刺されました。

5年ぶり?くらいに海水浴場へいきました。地方の海で白い砂浜と海水の透明度も高くとても綺麗な海でした。

そこでついはしゃいでしまい裸足で入水したら、ものの5分でなにかを踏んでイタッとなりました。
最初はなにか割れた貝殻でも踏んだかなと思い、念のため子にはサンダルを履くように言ってそのまましばらく一緒に遊んでいたのですが、だんだん痛みが強くなってきたので親戚の大人の人にバトンタッチして海から上がり、傷口を真水で洗ってから海の家で休みました。

休んでいると良くなるどころか、痛みが強くなり範囲も広くなっていきました。
最初の痛みがあったのはくるぶし下辺りだったのに、膝辺りまで痺れを伴う痛みがあり、その割に傷口は出血もなく、紫の内出血のようになっていました。
その後30分くらいで足首が腫れて熱を持ってきたので、海の家の人に「もうクラゲは出ますか?」と、聞いたら、「まだ7月だし早いんで無いの?イラにでも噛まれた?」といわれ、マキロンとムヒ軟膏をお借りしました。
(脚注: イラ Wikipediaより)

段々激痛で脂汗が出て歩くのも辛くなり、病院にいきました。
診察では、種は特定できないけど、オコゼやカサゴなどの仲間の毒じゃないか?ということでした。
・紫いろのまだらになっている
・目視で確認出来るような傷口・出血がない
・刺されて1時間でかなり腫れて患部が熱を持っている
などの状況から、そのように判断されました。
(脚注: Wekipedia オコゼ)

(Source: 香川県のHP、香川の魚より)

病院での主な処置としては、刺された部分に棘などが残っていないか確認したあとに、40度以上のお湯で温めたタオルで30分以上(約5分おきに交換)しました。これはオコゼの毒が熱に不安定なので、加温することで毒を失活させることが目的とのことです。

(参考サイト: 公益財団法人 日本中毒情報センター 保健師・薬剤師・看護師向け中毒情報 【魚刺傷】

一般的な知識だと腫れたり患部が熱を持っていると冷却した方が良いのかな、と思ってしまいがちですが、オコゼに関しては温めるのが正しい処置なのだそうです。
(これは釣りなどで明らかにオコゼと分かる魚に刺された場合には、有効な応急処置ですが、今回の私のように、素人では特定出来ない場合は、素人判断で処置をせず、なるべく早く医療機関を受診してください。)

温タオルでの加温により、膝まであった痺れと痛みは急速に引き、刺された部分の周りだけになりました。それから注射を2本打たれ、痛み止めと感染症予防のために抗生剤を処方されて終わりました。
しかしその後も腫れと痺れ、痛みは1週間以上続いてます。

(刺されたその夜の私の足…くるぶしや足の甲の静脈が見えなくなるほどパンパンに😢)

猛暑日が続く中、海水温も高くなっており、昔よりも早くクラゲが出る地域もあるようです。
みなさんが海水浴を安全に楽しめますように!何かに刺されて痛みが引かない場合は出来るだけ早く医療機関で処置を受けてくださいね!

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