同調圧力がニガテ

私の子供が大好きだ。
産むまでは、見知らぬ子供って割り込みしてきたり、発言が無神経だったりして正直あんまり好きじゃなかったんだけど。
人生ってこんなにスンバラシイんだよ!
と言えるようになるまでは無責任に子供産んで育てられないな、
(だって渡る世間は鬼ばかりって思ってたし、くるりの「つらいことばかり」を口ずさみながら仕事するくらい病んでた)
そもそも私が子供なのに子育てできるんかいな?
と思っていたけど、あっという間に35歳過ぎて焦って子供が幸運にもできた。

思いの外子供は可愛く、
産後うつでコタツでうずくまってたりとか、
離婚調停のときはあまりのストレスで睡眠障害で精神科に通い、情緒不安定で泣いたり怒ったり、めまい頭痛、常に口の中は口内炎だらけ、
こんな私が母親でも子供は天真爛漫に育ってくれて、
(たまにミスを怒られないように隠したり、誰かのせいにするような子供らしい面もあり)
とても可愛い。

でも
しかし

子供の「お母さんみてみてーちゃんとみてー」
「お母さん、これすごくない?これできたのすごくない?」
ごっこ遊びしてても立ち回りから発言から子供の言う通りにしないと何度もやり直しさせられる。

それが苦痛なのです。
一緒に遊んでて2-30分が限界。
好きな音楽とかライブビデオかかながらとかでもせいぜい1時間でギブアップして、お茶しようぜーと逃げる。

子供遊びが合わないのかなーと思ったけど、同調圧力がニガテなんだな、と思った。
「私のやりたいようにやらせてくれ!」と言うのが強くて、
ごっこ遊びでも、私はこうしたいなーと言うと
一方でわたしには強気な子供が「ダメ!」と一蹴される。涙

昔から同世代の女児との付き合いもこんな感じでニガテだったんだと思う。

キザな人たちがキザな振る舞いをするのは全然構わないけど、
「どう?俺ってかっこいいだろう?」とか言い出したら途端に面倒臭くなる。

友達もそんなに多くない。
今は付き合いの年賀状はどんどん減らして30枚切りそう。

逆の視点だと、
小さな私はきっと同じように母に言って、
あーもーしつこいわねーとか
当時まだ若かった母に邪険に扱われたり、
裸足のまま玄関の外に夜パジャマで出されたりした。
あの時もこのママみて、ママ私すごい?
の圧力に疲れていたのかも知れない。

お母さん大好き、
と言って、気持ち悪いわねと多分一回言われただけなのに覚えてるし。
だから子供には、
押し付けられすぎると疲れてるときは辛いんだけど、
でも子のことは大好きだよ、
となるべく伝えるようにしてる。

子育てって難しいね。
ちゃんと話し相手になってくれる配偶者がいたら、もう少し気楽にできたのかな、と思いつつ。

そんなこんなで、幼稚園3年間でママ友1人もできませんでしたよ。
みんなに合わせてAランチ食べるなら私は一人でインドカレー食べに行くよ…
そういうの、悪く言えば協調性がないとも取れるけれど。

それでも私は元気です。

今日のお月様は大きくて真っ赤だった
明日はインドカレー食べに行こうかな

#育児 #同調圧力

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