2022年6月時点でのアメリカ渡航事情について

Web3関連のイベントに出る為に明日からアメリカへ行きます。

渡航を決めたのは1.5週間前、渡航1日前に新幹線での出張あり、パスポート有効期限切れ。そんな状況でもイミグレを通って来れた今、搭乗口前のベンチで書いている文章です。

アメリカ渡航に必要だったもの、どう対処したのかについて書いて置こうと思います。

提出必須資料について

パスポートについて

2年前に有効期限が切れている事に出発の10日前に気づきました。パスポート作成には営業日6日間かかります。更に戸籍謄本が必要な事にパスポートセンターで気づきます(そして本籍地は大阪にしてあり、電子対応していない市なのです、、)代理で両親に取ってもらい、速達で送ってもらう。それでも出発9日前、週末をカウントし、また出張があったのでどうやっても間に合わない。

パスポートセンターの人に「どうしても行かなくちゃいけないんです!!!」と必死に伝えたところ、なんとか6日発行のところを3日にしてくださいました。色々追加で書類の提出が必要でしたが、、感謝しかありません!

PCR検査の陰性証明書について

アメリカの場合、渡航1日前までの検査のみ認められます。(時間は関係ない)1日前だと検査キットの郵送や証明書発行が間に合わないこと、また私の場合は前日に大阪への出張があった事が重なりかなり焦っていました。

結果、受けたのは以下のところ。朝早くからやっていて、アメリカの陰性証明書の発行も可能、また結果も24時間以内にメールで出してくれる。実際には朝の10時に受けてその日の16時くらいには結果がメールで届いてました。

ワクチン接種証明書について

デジタル庁が発行するアプリがあるので、そちらをダウンロードして、マイナンバーカードから情報を取得します。こちらはかなり簡単にできます。(マイナンバーカードのパスワードを何度も間違えると市役所での解除が必要なので要注意を、、)

入国ビザについて

日本からの入国であればESTAに登録していれば、ビザは免除されます。こちらも申請にはパスポートが必要でAPPROVEされるまでに最大72時間かかるので早めに申請が必要です。私の場合は申請したその日中にAPPROVEされましたが、混んでいる時期だと時間がかかるようです。

CDCの宣誓書について

以下サイトよりダウンロードして記入する必要があります。

VeriFLYについて

上記書類を私は印刷して持っていったのですが、 VeriFLYというアプリにそれぞれの証明書を登録すればそれを見せるだけで通れるようです。(必須ではありませんでした)

その他 フライト、荷物等

フライトについて

円安の影響とフライト数が少ないからなのか、航空券があり得ないくらい高いです。レイオーバーが10時間以上あるような変な便でも片道25万円〜 普通に取ったら35万を超えるような価格感でした。

ZIPAIRを使いました。片道5万。+食事代やアメニティーをつけても6万円前後。成田からLAまでしか飛んでませんが、LAから国内線に乗り換えればOK。国内線もLCCでとったら、片道合計10万円くらいで済みました。

海外保険について

私はZIPAIRのオプションの保険を利用したのですが、医療費の控除があるかどうか、絶対確認してください。(ZIPAIRのChubbの海外保険は対応しています)向こうでコロナに感染し病院搬送となれば、、破産します。

余談ですが、日本でアメリカからの旅行者に自転車ツアーを提供していた事があり、私が引率していた中で旅行者が転倒し打撲で歩けなくなった事がありました。「救急車呼ぶね」と言うと「絶対呼ぶな!!!!!!」とすごい形相で言われたことがあります。。日本だと救急車は無料ですが、アメリカだと何十万単位で請求されるそうです。

荷物について

LAXで国内線でのトランジットがあるのですが、3時間弱しか間の時間がない事と、イミグレが結構混むという記事を読んだので荷物を預けるのはやめ、全て手荷物で持ち込むことにしました。スーツケースは無印の60Lのものを利用。液体物は100ml以下にする必要があるので要注意を。(刃物類もアウトです。眉毛ハサミとか気をつけて)

ZIPAIRの通常の手荷物重量は9kgまでなのですが、追加料金を事前に支払えば14kgまで預かってもらえます。「事前に」というのが重要で、当日空港で申し込む事はできません。

SIMカードについて

現地でも買えるのですが、私は空港についてすぐに使いたかったのでamazonで事前アクティベートしてから、当日から使えるものを買いました。「事前アクティベート」が必要です。アクティベートし忘れて搭乗してしまった際には使えませんのでご注意を。

電圧延長コード

コンセントの形は同じ(3つの穴がありますが、日本の規格のもので使えます)電圧もPC等の充電であれば問題ありません(ヘアアイロンとかはダメかも。昔ダメにしたことあります)ただ、延長コードは電圧対応しているものの方が良いようで購入しました。

空港ではイミグレなどに時間がかかるかと思いきや、そうでもありませんでした(むしろコロナの影響で全く混んでおらず、かなりスムーズに搭乗まで進むことができました)

始めての入国制限等がある中での渡航準備だった為、色々ドキドキする事がありましたが、なんとか搭乗までたどり着けて安心です。このnoteが何かのお役に立つことができれば幸いです。

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