優しさイメージ

ステキな仲間☆

訪問をありがとうございます。

私は一般社団法人の方で『ご近所ミニデイ』なるものを毎週開催しています。

これは、区の事業として取り組んでいるのですが、いわゆる介護保険のデイサービス職員の代わりに地域のボランティアさんが対応するというもので、1回3時間、昼食もとるような形で支援を行っています。

始めてから3年目になりますが、地域の元気住民が地域の元気高齢者と交流することで、地域で顔の見える関係つくりが広がっていることを実感し、とても意味のある機会だと感じていますが、今日は、さらにそれを実感することがありました。


昨日、当区より『感染防止対策として、全ての会の中止期間を3月31日まで延長する』と連絡が入りました。

それを受けて、参加者・ボランティアの皆さんに連絡を入れさせていただいたのですが、その際にボランティアさんの方から、『足腰が弱って困る方がいたら、私、買い物同行や散歩など、お手伝いするわよ』と、声をかけていただいたのです。

本当にありがたい申し出です。

実は、会の開催中止期間延期の連絡を受けた時、一番心配したのが『罹患防止・感染拡大防止は致し方ないけど、参加者が自宅で自粛することで、足腰が弱っては元も子もないな』と心配していたんです。

週1回の開催で、ボランティアさんは月に1~2回の参加ですが、それでも人の縁は強まり、自発的に『困った時はおたがいさま』ができている仕組みに感動しました。

申し出をしてくれたボランティアさんに連絡先等の伝達を了承してもらい、早速、ご家族に連絡を取って、ボランティアさんの申し出と連絡先を伝えました。

ご家族からも『あぁ、母は一人暮らしだから心配していたけど、知らない人の支援は嫌と介護保険のヘルパーさんは拒否するし、呼び寄せようにも環境を変えることで認知症などが出たら困ると悩んでいたので助かります』と返答を受けました。


また中止延長の連絡の際に、参加者の皆さんより、『他の人たちはみんな元気に頑張っている?仕方がないことだけど、皆に会えなくて本当に寂しい。よろしく伝えてね』という言葉をいただいたり、参加者同士で連絡を取りながら健康確認を行っている様子を知り、『あぁ、緩くでも人のつながりを持つことは大切だなぁ』と、改めて感じました。

今回のウイルスでも感じているし9年前の震災でも感じましたが、社会システムがうまく機能しなくなった時、頼りになるのはご近所さんです。

強いきずなではないけど、いざという時に助け合える絆づくり☆

皆さんは、地域でつながる縁はお持ちですか?

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