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13歳の8月31日の夜を生きるあなたへ

なんと季節はずれな話題、と呆れられるのを承知で投稿します、後回し癖がすごいたまちゃんです。
(でもその時期だけ考えたってしょうがないので、あえてということで)

大人になって、奇跡みたいだと感じる日が何度もあります。

たとえばこの日

私の誕生日は8月31日なのですが、
なにかと悩むことが多かった中1の夏休みは、続くのは続くので嫌だけど、明けるのがすごく怖かった。
誕生日なのに絶望的な気分の夜。
大人になったらもっと嫌なことばかりなのかとびくびくしながら倍の長さまできてみたらこれ。
知らない人もいっぱいいたし、その場のノリだろうけれども、会員さんの
「たまちゃんのことが好きな人〜」
のかけ声にみなさん
「はーい」
って手を挙げてくださったとき、ほんとは泣きそうでした。

時系列めちゃくちゃだけど、こんな日もあった。

この日はたしか、銀行ATMの操作ミスを連発して行員さんに超迷惑をかけて大泣きしたんでした。
時間外だったのに、一切嫌な顔をせずに対応してくださって、本当に申し訳なかったけどありがたかった。
子どもの頃から失敗が怖くて、このときも取り返しのつかないことをしたと思って頭真っ白になったけど、どうにかなった日。

あとはついこの間、今参加しているミュージカルのプログラムについて思っていたことをInstagramに書いた日。画像1

(非公開アカウントなので全文転載)
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2回目のコモンビート
上手にできなきゃ恥ずかしいっていう思い込みがだんだんなくなってきた気がする。

そもそもコモンビートを見つけたのは、ヤングアメリカンズ(YA)っていうヤングなアメリカンズと一緒に2日でミュージカルをつくるワークショップに参加したことがきっかけでして。
そのときはミュージカルやりたい!っていう気持ち爆発でワークショップ張り切って参加していたらWe are the worldのソロをもらえたのだけど、ゲネまではちゃんと歌えたのに本番で歌詞が出てこなかった…
それがめっちゃ恥ずかしいと思って、YAのみんなからincredible! confident!って言われてもそんなわけないと思ったし、一緒に参加した方から「こんなにたくさんの人の前で歌うっていう、やったことのないことに挑戦してみたこと、歌えなくなったときに他のみんながたまちゃんの後ろから歌ってくれたことこそが大事だよ」って言われてもそのことを理解できなかった。それでとぼとぼと帰って、でもこのままじゃ気が済まない!と思って、九州でミュージカルできるところをめちゃくちゃ探してたどり着いたんでした。
でもまた50期鹿児島のときはオーディションで歌がうまく歌えなかったことが恥ずかしかったし、超張り切ったのにコールバック(追加の配役オーディション)に呼んでもらえなかったのも恥ずかしいと感じてた。
それに一緒に出演するみんなは地元の友達がいっぱい観に来てくれるって楽しそうなのに、私はどこにいるかも分かってもらえないかもしれないのにどうやって熊本から知り合いに来てもらおうと思うと頭を抱えたくなるような気持ちだったなあ。
だけど本番終わってみたら、来てくれた人たちは意外なくらい喜んでくれたし、いっぱい褒めてもらえたし(知らない人にまで!)、私が何気なくやったことに感動して泣いたって言ってくれる人もいたし、あれ?って拍子抜けした。上手にできるとかできないとかじゃなくて、私ミュージカルやりたかったんです!だから今嬉しいです!っていう気持ちを受け取ってくれて、知らない人まで一緒になって喜んでくれるって何が起きてるんだろうと思った。
それでやっと、100日もかけてやっと、YAのとき言ってもらった大事なことってこういうことかなあとちょっと思えるようになったんでした。自分がこだわる評価軸ってほんとに思い込みなんだなってやーっと気づけた。時間かかった。

こんなかんじで頑固で物分かりが悪いので、また100日かけて次は何に気づくかな、と思っているところです。

長っ!引かれる?でもそのまま載せちゃう。
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これ載せるのはちょっと怖かった。
笑われるかも?怒られるかも?しれないって思っていたので。
だけど、これを読んで「そんなあなたが好き」と言ってくれる人たちがいた。
正直、真っ先に「うそでしょ」と思った。
だってこんなめんどくさい人わたしはあんまり好きじゃない。笑
でもそう言ってくれる人がいるなんて、ほんとに嬉しいしありがたいと思って、
またひっそり一人で泣きました。

何が言いたいかというと、
私は相変わらずそそっかしくて不器用だし(今朝も階段に引っかかってお味噌汁とお茶をぶちまけた)、
その割に頑固で思ったことは言わないと気が済まないような人だから、
今でも困ったことも嫌なこともまあそれなりにあるけど、
こんな奇跡みたいな日もある大人になった今が楽しい。

子どもの頃から変えたことがあるとすれば、
私のこと嫌いそうな人に近づかない、
私が嫌いな人にもできるだけ近づかない、
どこかのコミュニティで嫌なことがあったときは、別の場所に行く、
ずーんって落ち込みそうになっても、こうすれば持ち直せるという必勝パターンを考えておいて実践する、
くらいかなあ。
もっと、ちゃんとしっかりした大人にならないと生きていけないのかと思っていたけど、
どうやらそうでもないみたい。

だから、もし私の子どもの頃とちょっと似ている若い人がいたら、
細かいことは抜きに、騙されたと思ってとりあえず大人になるまで生きてほしい。
いろんな場所があることを知って、もっとたくさんの人に出会って、
自分で選択できるのってきっと楽しい。
もし楽しくなければ、文句は聞くから大人になって言いに来て。
一緒にお酒飲みにいきましょう。

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