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地元のマルシェに出店してきた②

2020.12.06 (sun)

おはようございます。今日は2日目。いよいよマルシェ出店当日です。
どんなイベントかというと!

「港シネマ2020」
https://mb-republic.com/rescue_minamiboso/?fbclid=IwAR3yzB9o-5JZuCeVp6pC5uBZlWmWNL3rgUZxKbvpFy7EhVl6wS686Ycuc_U

場所は旧富崎小学校。NPO法人南房総リパブリックさん主催の映画上映会で、同時に屋外でミニマルシェを開催するとのことでお声がけいただきました。(というか安西さんに言われるがまま笑)

出店するのは、
ボタリズムコーヒーさん
Shine Seedさん
おひさま農園さん
よぜむファームさん
SUN&RICEさん

そして我らが安西農園。
これまでは館山といえど、寄り道せずピンポイントで安西農園に行っては帰りを繰り返していたので、地域の方とお話できる貴重な機会だと思いました。

さあ仕込みに取り掛かろう!作るのは野菜たっぷりミネストローネ。もちろんすべて安西農園で採れたお野菜たちです。

昨日農園で一緒だった学生の一人が朝早くから手伝ってくれることに泣
そしてサカモトさんの奥様が調理器具をもって応援に駆けつけてくれました!男二人で心配だったところに、助っ人の登場。心強すぎました。

せかせかと野菜を切りまくる!!!これ、助っ人の二人なしでは確実に間に合っていませんでした。。感謝感激でございます。。

朝採れたてのブロフローレとカリフローレ(ブロッコリーより甘みがつよらしい)、そしてカーボロネロ。これをすべてぶっこむ!何という贅沢!

いろいろ同時進行でね。

ブロフローレは思ってたより柔らかくてすぐふにゃふにゃに。学んだ。
そしてなんと今回これなかったメンバーのなりさが事前に試作してレシピをくれていた!それに手書き!つくづく愛のあるやろうだぜえ。

そしてなんとか完成ーーーーー!!!(ちなみに時間全然遅れた)

あのーーーー、、、
まじでうまいっっ!!!!感動レベル!!!!

ここまで来るのに、風があるなか火を起こしてくれたり、味の調整をしてくれたり、たくさんお手伝いしてくれたサカモトさんの奥様には頭が上がらないです、、
コンソメの量とか全然わからんかった。意外と、コショウとオリーブオイルで味がまとまって、うまくいきました。

さあ営業スタートです。

入り口の看板がとてもかわいい。

なんとなーくメニューや資料を飾ってスタート。
具どのくらい入れていいかわからん。でもたっぷり入れちゃえ!
(かっこいいつなぎを着せてもらえることに!)

工夫したのは、朝とれた野菜はあえて鍋に入れず、お客さんの目の前でカップに入れて、手渡しをしたこと。
「これ今朝とれたんですよーー」と一言添えて。

少しずつお客さんが増えてきた。

みんな気になるのは、「あれ、安西さんはどこ?」「君たちは何者なの?」
ということ。そう。安西さん(とサカモトさん)は農作業をしに行き、
ほぼずっと我々二人が安西農園ブースを任されることに、、!!

そこでできたのはコンポタスタンドの話。つたないながらも、皆さんに興味をもってくださいました。「とんでもねえ方と出会っちまったな!!」
というのは地域の方。ほ、誉め言葉だよね笑笑
安西さんはやはり地域のモンスター、いや兄貴分的な存在なのです。

話していくと、思わぬところで共通点があったりするんですよねえ。
ぼくは、実家(仙台市内)から徒歩圏のエリアで育ったお客さんと話すことができました。さすがにえぐい、、

あれ疲れてる、、?

ミネストローネだけでなく、安西農園のお野菜の販売も任されました。
ユニークなイタリア野菜多数。

まて、野菜のこと聞かれてもぜんぜん知らない、、
慌てていたところに百笑園(安西農園の直売所)で働く山口さんが駆けつけて、いろいろ教えてくれることに。

というか地域の皆さんの方が詳しい。みんなブロッコリーの頭をトントンと軽くたたいたりして、お野菜を選んでいきました。

飾り気のないブースにもかかわらず、みんなどんどん買っていく。
都内でこんな光景あるのかなと思いました。
このあたりの人たちは、農家さんから直接買う習慣があるのではないか。
そう感じました。

みなさん手に持ちきれないくらい買っていきます。そんな時はこれ!

同じマルシェで出店されていたSUN&RICEさんの「ブルーシートバッグ」
台風被害で損壊した屋根の補修に使われていたブルーシート。
災害ごみの受け入れがストップしたことを受けて、考えたのがこの再利用バッグ。なんて素敵な取り組み。ぼくたちも購入しました。
詳しくはホームページをご覧ください!

他にも素敵な出店者さんばかりでした。この記事の最後にまとめて簡単にご紹介いたしますね。

映画(ちなみにstand by me)が始まると、客足も落ち着き、出店者どうしで話が進むように。
特に印象深かった話を。

ボタリズムコーヒー元沢さん(東京都の2拠点生活)
「東京から来たときは(南房総を)半島の先っちょとしか捉えてなかったけど、西海岸と東海岸では全然違う。
(ちなみに会場は西。元沢さんは東海岸側にお住まいだそう)

つづけて、よぜむファーム山木さん
同じ南房総市ですけど、違うところの住民って感覚。もともと町で分かれていたけど、合併したから。」

元沢さん
「かつて行政区域が分かれていただけでなく、カルチャーも違う。人の気質とか。栽培する農作物も違えば、産業も異なる。それぞれに微気候がある。もしかしたら、言葉も違うかもしれない」

畑も山も海もあって、さらに人も多様なこのエリア、、
あらためて激アツすぎます!

話をしていたらあっという間に日が傾いてきました。

すっかり暗くなる。廃校とは思えない活気がありましたよ。
ミネストローネは、仲良くなったお姉さま方の助けもあって30杯近く売れました! 最後にみんなでパシャリ。

なんだこの映画のフライヤーみたいな素敵写真は!
改めて港シネマ、そしてマルシェでお世話になった多くの皆様
本当にありがとうございました!

つかれたああ。安西さん家へ帰宅。
そして暖かい日がぼくらを待っていました。

サカモト兄さんが驚くほどスムーズに火を起こす。
(安西さん曰く)焚火初段らしい。農園のみんなに軽く出店の報告を。
でもすぐ帰京の時間。。


「ラーメンいくか!」ってことになり、急いで麺をすする男4人笑
しみた、、

駅まで送っていただき、「またすぐきます!」としばしの別れ。
いつきても楽しいし、帰るのが寂しい。またこよう。

はい乾杯!でもすぐスヤスヤ。お互い頑張ったよ。楽しいって体力使うんだ

今回はとうくんとより一層仲を深めた会でもあった!
ありがとうね!俺が見てないところでサボんなよ!(続く)


p.s. 来れなかったなりさの形見を農園においてきました。


~お話に登場した出店者の紹介~

ボタリズムコーヒーさん
夫婦で営むコーヒー屋さん。
コーヒー狂のぼくとしては救いのお店でした。。
元沢さんは、サーフィンをするため都内から旧千倉町へ移住。
以来、東京都との2拠点生活をつづけられている。
なんと元沢さん、猟師でもあるらしく、縄で猪を捕っているという!

よぜむファームさん
びわといちぢく農家さん。
山木さんは、都内での会社員を経て市内にUターン。
現在は古民家ぐらしをされている。


最後に、この写真たちの裏話。じゃあまたねー!




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