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スマホを(交通系ICカードも)忘れた日

子どもたちが夏休みの朝、会社へ行く前に、ゴミ出し、子どもの弁当作り、洗濯、朝ごはんの支度、ペットの世話などしていて、かなりギリギリの時間になる。
化粧をして、スマホをポケットから取り出し、洗面台に置いて洗濯物を干しに洗面所から出ると、下の子が入れ替わりに洗面所に入った。学校がある日ではないので、普段より遅い時間に洗面所が混み合う。洗濯物を干して、「洗濯カゴを戻しておいてね」と声をかけたら、後はイヤリングをして鞄を持って家を出た。
家の鍵をかけ、日傘をさして足早に駅に着き、ポケットを確認すると、そこにはハンカチしかなく、スマホがない。忘れたと瞬時に気づき、時間的にそのまま行くべきだと判断して、仕方なく切符を買う。交通系ICカードもスマホケースの中だ。
幸い財布に現金はある。今日は、社外の人から急ぎの連絡が入る予定もない。

会社に着いて、夫にだけスマホが家にあるか確認したけど、ランチも帰りの電車賃も現金で済ませた。
昼休みに、少し昼寝をしたい気もしたが、スマホの目覚ましも使えないので、考えを打ち消す。

電子マネーもポイントを貯めるアプリも使えないので、その日買わないと困る、必要最低限な日用品の買い物だけ済ませ、普段より早めに帰宅する。

電車の中で本も持っていなかったので、手持ち無沙汰だったけど、電車広告を眺めながら帰る。

スマホが無くても1日なんとかなったけど、やはり不便なので忘れたくない。

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