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ニホンノオモカゲ

円城塔氏の往年の黒丸尚師匠のサイバーパンクの訳書の様なラフカディオ・ハーン翁のKWAIDANの意訳に触発され、原書を読み終えた。記号論的な表象の帝国ジャポン。NHKの『日本の面影』で翁に興味を持ったことを思い出した。故伊丹十三監督も俳優として出ている。

日本の面影①
https://youtu.be/_W0okuiQxLM

ドラマでは壇ふみが演じる妻が語る怪談をハーンの外国語としての日本語のフィルターを通して再解釈されたエクリチュールとしての怪談。文化人類学という学問の中に潜む翻訳が作り出す歪み、語られる度に書き換えられる神話。

ミミ・ナシ・ホーイチの物語(ハーンは隻眼であったことを思うと感慨深い)
https://youtu.be/DUl7BQGT3uA

ユキ・オンナ
https://youtu.be/K8rEC3V91X0
ここでは妻オセツの語りを作り替えるハーンの姿が出てくる。

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