輪読#107-108

どうも。大地です。先週から秋学期がスタートしました。コロナの影響で、春学期はキャンパスがガラガラだったのですが、ようやく人が戻ってきた感じがします。

さて、本日の論文はこちら

Intraband Electron Cooling Mediated Unprecedented Photocurrent Conversion Efficiency of CdSxSe1–x Alloy QDs: Direct Correlation between Electron Cooling and Efficiency (J. Phys. Chem. C 2016, 120, 38, 21309–21316)

CdSSeのアロイQDsとCdSやCdSeのキャリアダイナミクス、太陽電池の増感剤として用いたときの効率を比較している論文です。どうやら、アロイのQDsではドット内でポテンシャルの勾配ができているらしく、コアシェルのようなエネルギー構造になっているそうで、それがキャリアダイナミクス、太陽電池の効率に効います。(それでは、アロイなのではなく、コアシェル構造とすればいいのにとは感じていました。pxrdの測定はしていますが、アロイというならラマンも測定すべきだったのではとも思っています。)

アロイは最近興味があるので、もっといろいろと勉強してみたいなーと改めて感じました。

では。

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