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仲間がいるっていいことね

2023年も、そろそろおしまいに近づいている。
今年が始まったと思ったら、瞬きをしている間に、年末だ。
こんなふうに、瞬きを数回していたら、いつの間にか人生も最後になるのかしらん、と思う。

今年の大きな変化は、仲間ができたこと。

もう20年以上、ライターとして活動をしているので、
普段はひとりでいることが多い。
取材先でたくさんの人に会うし、
馴染みのカメラマンさんや編集者さんはいるけれど、基本はひとりだ。

自由で気が楽だけど、今年は、ふと思いついて
京都でライターをされている江角悠子さん主催の
オンラインサロン「京都くらしの編集室」に参加することにした。

サロンでは毎月何度か、オンラインの集まりがあって
「もくもくblogを書く会」「談話会」「ライター相談会」「スペシャルゲストの勉強会」など、興味深い話題が提供される。
参加も自由でアーカイブも残してくれるから、気軽に参加できる。
そこで、顔見知りになった全国のライターさんと、お話しするのが、なんだかとても楽しい。
ライターとしての悩みを相談しあったり、時には一緒に仕事をしたり、
11月には文学フリマ東京37に、サロン仲間の皆さんと出店した。

私は「かぞくとうまく話せない」というエッセイをまとめたzinを出したが、
みんなで締め切りを作って、「絶対だそう!」と応援しあってなければ
日々の忙しさにかまけて、このzinは作れなかっただろうな、と思う。


ご好評いただいているzin「かぞくとうまく話せない」。
読んでくれた人が、感想と共にご自身のかぞくの話を必ずしてくれるのが、すごく嬉しい。
現在もネットショップで販売中です。以下からぜひどうぞ。
https://yasutamashop.base.shop/



当日も、ほぼ初対面のサロンメンバーさんと和気藹々、楽しく販売ができた。

仲間がいるってなんて楽しいの。齢44歳。友達の楽しさに触れた。

そんな「京都くらしの編集室」内で始まった『ADVENTAR』。
12/1〜12/25のクリスマスまで、サロンメンバーが順番に記事を書いて投稿しています。今日は私の日。このnote.を投稿するぜ。
サロンに参加して、世の中にはこんなに文章を書きたいと思っている人が
たくさんいるんだなぁと気付かされた。

文章に初心者もベテランもない、と私は思っている。

誰でも書きたいものを持ち、書いてみた、その瞬間から、作家なのだ。
一人の人間から湧き出てくる言葉を読むのは、どんな時も感動する。
その感動を、仲間で分かち合える幸せを思って、2023年をいい一年だったなと噛み締めている。

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