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子どものためのnewsのみかた

日々、というよりも刻々と、状況が変わって(悪化して)いる毎日で、
新聞、ネット、テレビでつい情報をとりにいってしまいます。
ここ1週間ほどは、胸のざわつきは深刻さを増してきました。

わが家にいる小4、小2とは、
なるべく家では楽しくをモットーに過ごしてますが、
わが家では定期的に「家族会議」を開いて気持ちを聴き、
情報交換をしています。

昨日も、15分ほど「緊急会議」を開いてアーダコーダ話したのですが…
こちらに動画あげてます〜(だらだらしてますがよかったら!)

中でも気になったのが、娘が「ニュースが怖い」と言ったこと。
会議をする前からわかってはいたけれど、改めて聞くと、

怖い話ばかりで見たくないし、(家族の)みんなにも見て欲しくない
・やめてといっても「あとちょっと」と見ているのがイヤ
・他の部屋で漫画を読んでいるけど、聞こえてくる


とかなりストレスに感じているようでした。
そして、ニュースを見るのが好きな息子も、実は

情報を知っているほうが安心する
・と思ったけど、怖い
・残酷

と感じていることが分かりました。

そうだよね…。自分が子どもだったころ、
日々の殺人事件や強盗事件、
イランイラク戦争、チェルノブイリ原発事故、天安門事件、ベルリンの壁崩壊(←何かやたらと怖かった)
とにかくニュースは怖いもの、と布団をかぶって耳を閉じて目をつぶっていたのを思いだしました。とにかく「悪く」て「怖い」なにかが
いますぐ自分のところにくるだろう、と、絶望していたなぁ。

ニュースをきってすぐ笑っている大人をみるのもイヤだったし、深刻そうにしている大人を見るのも、もっとイヤでした。

私が子供だったときより遥かに溢れていていろんな方面から飛んでくる情報の多くは、おそらく子どもたちには冷静に受け止められるものじゃなく、ただの恐怖として、体に浸透しているのかもしれない……。

会議の結果、わが家で決まったことは…

・「いまからニュースみるよ〜」といったら、イヤなときは部屋にいく。
・気をつけなくちゃいけない大事なことは、あとからお母さんから聞く。

ということになりました。

大人も洪水のように流れ来るものを全部体に通さないで、自分のフィルターをときどきざぶざぶ水洗いしてから見聞きすることがやっぱり大切ですね。

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今朝、目が覚めたら隣で眠っている娘の広角が、にょろっと上がったと思うと、「ふふふっ」と声に出して笑って、彼女はまたすやすや眠りにつきました。

そのときの、じわじわじわ〜と広がるささやかなよろこびを、今日も大事にしようと思います。

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