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Listude クロージング・ライブ performed by 青柳拓次

昨夜は、2週間 銀座の森岡書店で行わられていた奈良のスピーカーメーカー“Listude”の東京でのはじめての展覧会最終日で、青柳拓次さんによるクロージング・ライブ。
青柳さんと言えば、日本人離れしたセンスの良さを感じさせるバンド リトル・クリーチャーの中心人物。その後もソロやプロジェクトへの参加など、いつも追ってたミュージシャンなので、Listude(「listen(=聴く)」+「attitude(姿勢・態度)」)の鶴林万平さんの設計した音空間に包まれ、目の前で彼の演奏や歌を聴けるIntimate な空間の10人限定のインストアライブは素晴らしい体験でした。
この方の音楽には、イギリスの深い森やほのかなアシッド感があると思うと、ハワイや沖縄のような南洋の揺れ、そして広大なアメリカの雄大さなど様々なイメージが、音ととともに現れるわけですが、不思議に泥臭くない。そして、立ちのぼり、消えていく曲間のハミングや口笛のメロディの美しさ。音楽のミューズに愛されている人だけが奏でられるサウンド。


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