アイルランド人監督John Carneyの2015年作「シング・ストリート 未来へのうた」
「ONCE ダブリンの街角で」で ストーリート・シンガーとチェコ系移民のラブスト―リーとバンドが音楽を作り上げる過程が重ね合わさった素晴らしい映画を製作したアイルランド人監督John Carneyの2015年作「シング・ストリート 未来へのうた」のサントラ。男子高校生が女の子の気を引くためバンドを結成するところから、友達がイギリスに渡る別離までを描く映画ですが、80年代真っただ中で、自分の時代と重なり、まだ幼顔のくせに思いっきり背伸びしてカッコつけたダサいファッションとニューロマンティンク的化粧。
流れていた音楽も下手ににポストパンクなどを使わず、MTVで日常出来に流れていたThe Cure, A-ha, Duran Duran, The Clash, Hall & Oates, Spandau Ballet, The Jam,M とあの時代を思い出される要素が満載の映画。その上、ニューウエーブテイストのオリジナル曲の出来も素晴らしくその作曲にあのDanny Wilson のフロントマンGary Clark が参加していることに気付き愛おしさ倍増。
映画の最後には、"For Brothers Everywhere" なんてテロップが出てきてわが心の映画になってしまいました。
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