HALLELUJAH: Leonard Cohen, A Journey, A Songハレルヤ:レナード・コーエン 人生の旅路と歌
2016年に亡くなったレナード・コーエンのドキュメンタリー。
ケベック州モントリオールの裕福な中流ユダヤ系家庭に生まれ。13歳でギターを弾き始め、地元のカフェでカントリー&ウエスタンの曲を演奏、大学在学中に初の詩集を出版。
歌手としては32歳という遅咲きの彼。
1960年代から禅に傾倒していた彼を知ったのは、1984年に発売された「哀しみのダンス」(Various Positions)でしたが、当初、アルバムは、アメリカでは売れないとレコード会社に発売を拒否されたと知りました。そして、今では、多くの人にカバーされている”アンセム“「ハレルヤ」が、元々の宗教的歌詞と一般的内容の二つのバージョンがあり、どのようにして広まって行ったか、ボブ・デュランにいち早くライブでカバーされ、ジョン・ケール、ジェフ・バックレー、ルーファス・ウエインライト(シェリックのサントラ)、K.D.ラングと歌い継がれたかが描かれます。
この曲は、僕が初めて聴いた彼のアルバム「哀しみのダンス」(Various Positions)収録で、
曲が生まれてからまだ40年しか経過していませんが、何百年も歌い継がれたような曲ですね。
カバラはタルムード(ユダヤ教ラビたちがおもにモーセの律法を中心に行なった口伝,解説を集成したもの)を数年間学んだ40歳以上の既婚男性にしか学ぶ権利がないということも知りました。
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