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UiPathの薄い本でどこまでできるようになるか?

 以前RPAの展示会でもらったUiPathさんのテキストを使用してどこまでできるようになるかチャレンジしてみま~す✨(いただいた経緯はこちら

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 なんと厚さは3mm!まさに薄い本です🤭気になる内容ですが「できるUiPath 実践RPA 」の第1章のみで構成されていました。

【補足】2020年6月6日
 個人情報の入力が必要にはなりますが、下記のURLより上記テキストのダウンロードができるようです。(別にUiPathの回し者ではないですが、この間需要があったので載せておくことにしました😅)

<URL> https://www.uipath.com/ja/notice/dekiru

 実は厚い方の本も持っていました。薄い方の存在に気が付かず買ってしまっていたんですね~。なんというミス!まあ、最初はスモールスタートがいいって言いますからとりあえずスタートしてみます ୧(`•ω•´)୨

まずはダウンロードから

 本書では、どのサービスでも試しに使えることを想定して、Enterprise用評価版(60日間無料)のインストールをお勧めしているが、個人でRPAの作り方を学びたいのでCommunityエディション(ずっと無料)をインストールすることに。ダウンロード手順はいろんなサイトにあると思いますのでここでは省略。

画面のデザインについて

 デザインはVisual BasicやVisual Studioによく似た構成。その手の製品を使用したことがあるエンジニアにはとっつきやすいデザインですね~。なので、使用したことがないユーザーにとっては取組みづらいかもしれませんね。慣れるまでは画面(ここではパネル)がいっぱいあって混乱するかも。
 パネルもですが、パネルの下側にタブも付いて画面が切り替えもできます。ますます混乱しそう…(›´A`‹ )

操作に慣れてみよう♬

 次にワークフローを作る段階に。しかしRPA界隈では同じ操作なのにそれを表現する用語がいっぱいあって混乱してしまいますね…。たとえば、WinActorでは「シナリオ」と表現しているものは、UiPathでは「シーケンス」と「フローチャート」で使い方を分けるんだそうです。この使い分けも理解すれば何てことなさそうですが、混乱しそうです。
 シーケンスは一方通行の処理に利用する、フローチャートは複雑な処理に利用する…フローチャートの中に何個かのシーケンスが入る場合もあるのか~…なるほど。

 では、さっそく「ワークフローを追加」してみます。アクティビティからフローチャートを検索してMainにドラッグ&ドロップで追加…とな…なるほどわからん(笑)。実際には書籍が図解入りで説明しているので何とかなりましたが、文章だけではなかなか理解しづらいですね~(^-^;)
 しかし、自分の身の回りのものに変換して考えてみたら簡単でした。

Main]       机・作業スペース
アクティビティ] 収納用品・資材置き場
フローチャート] 紙・ブルーシート

こんな感じでしょうか。身の回りものに置き換えて、少しずつ思考整理するといいかも。

レコーディングでワークフローを作ってみた

 本書にはデモサイトを用意してくれているようでしたが、何故かエラーに…。仕方がないので自分でやり方を考えることに。
 今回は入力して情報を登録するパターンの練習だったので、路線検索の手順で試してみることにします。使用するサイトは「Yahoo!路線情報」です。条件は以下の通り。

URLhttps://transit.yahoo.co.jp/
出発駅:東京
到着駅:新大阪

 [リボン]パネルの[レコーディング]をクリックすると、各種コマンドが下に表示されます。まずは[Web]をクリック。
 まずは[ブラウザを開く]で上記URLを取得します。そのあと[レコーディング]で一連の作業(出発駅と到着駅を入力して登録ボタンを押下する)を記録して[ESC]キーでレコーディングを終了します。そのあと、フローチャートにて[Start]と[ウェブ]を接続して完了です。
 操作はこれだけですが、いろんなクセや設定がありました。

※ ブラウザによっては拡張機能のインストールが必要
※ レコーディングのテキストボックスの設定はクリックする場所に注意
※ テキストの入力値の設定で[フィールドを削除する]にチェック
 (チェックしておかないと、入力値が入っていると追記されてしまう)

果たして動いたか…

 なんとかちゃんと動きました♬…やっぱり試行錯誤しないとちょっと癖がありますねえ…。でも一回経験すれば何とかなりそうだということはわかりました😁
 いろんなアクティビティがありそうなので、それぞれの特徴を押さえないと「動かない~💦」ってなりそうですね。

登録した内容を編集してみた!

 [ウェブ]のアクティビティをダブルクリックすると[フローチャート]が消えて[ウェブ]のみの画面に…! Σ(・ω・ノ)ノ! 
 どうやら、下の階層に入ったようで、[Main]画面の左上に階層が表示されています。これはビックリするわ~(^-^;)
 そして出発駅と到着駅を修正。文字の入力は「””」で囲まないとダメとのこと。Excelの関数の設定する感じと同じですね。修正して実行するとこれも無事に動きました。よしよし!

ExcelとWebアプリの2つを連携して処理

 今度はワークフローを[シーケンス]を使って、Excelでデータを取得してWebアプリにて検索をかけて結果を転機する自動作業を作成してみます。まず交通費精算という目的でExcelを作成します。
 プロジェクトを作成して、シーケンスを追加して…ここまでは大丈夫。今度は[Excelアプリケーションスコープ]というアクティビティを追加するとのこと…難易度上がってきた(^-^;) そこから[範囲を読み込む]アクティビティを追加してデータテーブル型の変数を追加して…これは初心者には難しい内容~(^-^;)
 でもとにかくやり切ってみよう!と続きに着手。[ブラウザーを開く]アクティビティを追加して…で、テキスト通りにやってみましたが、エラー表示が… (´・ω・`) ええ~…

結論:初心者には厳しい。でも可能性はある…!

 いろいろ頑張ってみましたが、どうも無理でした。やっているうちにわかりましたが、書籍の内容が古いようで内容が異なっていたりデモサイトが開かなかったり…う~ん、でも無料でもらったので仕方がないですね。とにかく動かしてみて分かったことは、勉強すればいろいろ自動化できそうだなという手ごたえはありました。特殊なアクティビティ・入力ルールとか型の設定とか…RPAや何かしらのSEを経験したことがない初心者には厳しいかな、と思いました。
 UiPathを導入するのであれば、やはり経験者が作った方がいいかもしれませんね。作りようによってはいろいろできそうで、勉強のし甲斐はありそうです。今度はアカデミーのほうで頑張ってみようかな。
 とにかく、中途半端にはなりましたが、勉強再開のきっかけはできたのでここで終わりにします!また勉強し直して再挑戦してみよう😁

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