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不言実行も悪くない

よく世間では、やりたいことは口に出して実行(有言実行)するのが大事、
といわれますが、私には、「合わないな」と常々思うことがあります。

私は、なるべく誰かに自分のやりたいことを言わずにやることが好きです。
自分で何か計画を立てて、黙々と実行して、トライ&エラーで作業を行うのがとても好きです。結果出来上がったものを他の人から褒めてもらうことが好きだし、何より、誰かの自分に対する認識を変えられるからです。
(※聞かれたら答えますが、自分からは、最低限ある程度見通しがつかないと言わないです。)

なので、
実行前に、「〇〇やろうと思ってるねん。」といってしまうと、
実行後の楽しみがなくなってしまいます。加えて、やろうと思ってることを話した後に、褒められてしまうと、なんだかやった気になって、謎の達成感からやる気も消え失せます。(まだ何も実行していないのに・・・)

たぶん、世の中で「あいつは口だけ」といわれる類の人は似たような経験があるんじゃないでしょうか?
話した手前、達成できなかった後の周囲からの冷たい目線とか、苦い経験があると思います。

そういう人に声を大にして言いたい。
「不言実行も悪くないですよ」って。

不言実行について

有限実行できるタイプの人は、きちんと、PDCAのDo以降もできるタイプの人ですが、多くの人がPで止まってしまいます。

ここで、誰かに、Pを話してしまった人の場合、
他人から見た自分といった変な要素が介入して、やりにくくなる可能性があります。(気にしない人の場合は、それでいいです。)

例えば、
周りからの視線(プレッシャー)を意識して、自分のペースで進められなくなってしまったりすることがあったりします。
なので、思い付きで何かをやると話さず、最低でも、ある程度自分でやってみて、先の見通しがある程度整ってから話すことをお勧めします。


不言実行のメリットとしては、
・自分のペースで進めることができる。
・周りからの視線を気にする必要がない。
・失敗した際のデメリットも少ない。

・成功するか、ある程度見通しが立ってから話すので、
口だけにならない。(自分の価値を下げることにもならない。)
・方向転換もしやすい
                          などがあります。

もし、Pだけで止まってしまっている人がいるのなら、誰かに話す前に、
まずは、不言実行から進めてみてどうでしょうか?

実行しないのは何も進みませんが、
不言実行はある程度実行しないとできないので、案外悪くないものですよ。

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