CreepyNutsのオールナイトニッポン最終回聴いて寝れなかったので色々書いた

「ラジオとHIPHOPて同じやねんな、概念として」
「なるほど」
というジングルに決して感銘を請けた訳ではないのだけれど…そういう方面でエモニーさせて頂きたい。

大学3年のとき、エミネムの半生を描いた『8 Mile』という映画を観た。

ラップバトルは観客も出る人も黒人だけ。白人のエミネムは完全アウェー。
でも、圧倒的スキルと熱量で、素人目にも分かる圧倒的勝ちをとっていくのだ。その姿が、かっこよすぎた。

そっから日本のラップバトルはどんなもんじゃいと検索すると、R指定というラッパーが出てきた。
まだ10代でレジェンド達をぶっ倒し、三連覇する姿。日本にエミネムおるやんと思った。

R指定のグループが、単発のラジオをするというので聴いてみた。Rは真面目に進行していて、相方のDJがヤバい発言を繰り返してた。そしてなぜかネット記事では、Rがその発言をしたことになりプチ炎上してた。
そんなラジオがレギュラー化されたのは、自分が新社会人になるタイミングと一緒だった。なんか嬉しかった。

入った会社は合わず、配属2週間で体重が5キロ落ち、夜も眠れなくなった。
二人のラジオを聴いたら、年間のゲストを決めるんだとか。初回ゲストには、スピルバーグを呼ぶらしい。笑ってたら、いつの間にか寝てた。

オードリー、三四郎、星野源、山ちゃん、菅田将暉
二人が関わった他のパーソナリティのラジオも聴くようになった。

Zeebra、般若、ANARCHY、RHYMESTER
ラジオで紹介された曲を聴いて、ラップバトル以外のHIPHOPにもハマった。

色々あってもう会社に行けなくなったとき、日本語ラップ紹介で知ったBRON-K の『何ひとつうしなわず』をふと思い出した。

Baby Thank you so much 何ひとつうしなわず
すべて手にいれたいと思うことはわがままかい?

そりゃそうだ、楽しいこともしたいし金も欲しいし、いま何も得られないつらいこと何で我慢してんだろ。
嫌な上司も先輩も会社も、急に何も怖くなくなって辞表を叩きつけた。

いつか二人が言っていた。
HIPHOPはアーティストの自分語り。だけど、それを聴いてる人も勝手に自分のことに当てはめて、共感して、強くなった気がする。
こういうことかと思った。
これも何番煎じか分からんこと言うけど、ラジオもパーソナリティが自分語りして、リスナーが勝手に共感して、身近に感じて元気を貰う。

私は有名ハガキ職人でも無いし、この文章だって本人に届きやしない。でも、マクド行くたびに闇マック思い出すし、体調崩したらファイトケミカルスープ作るし、Shape of youをまともに聴くことはできないし、…CreepyNutsのオールナイトニッポンが生活に馴染んでしまってる。

届かなくても言わせてください。ありがとうございました。世界一なって、オリンピック出て、テレビ出まくって、武道館でライブして、いっぱい夢を見させてもらって楽しかった。

なんかうまくまとまらないけど、眠たくなってきたので寝ます。
おやすみなさい。

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