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ゆるり


久しぶりに病院に行ってきた。付き添いで。具合が悪いのは相方なのだが、私はとても元気だったので若干アレルギーの鼻をすすりながらの待ちぼうけだった。相方は気持ちが沈んでいて気の毒なくらい悲しそうだったから、私も落ち込んで病院に入ったけどそんなのすぐ忘れて昨日買ったばかりのZINEを読みだした。ごめんね相方。

【生活はゆれる】は会社を辞めてライターになるまでの日常の話だった。イオンモールが好きで、ユニクロと無印をさまよい、スタバで休憩をしてエネルギー補給をする。田舎の成人男性ははマイカー無しだと人権はない。
新宿タワレコがとても広いから嬉しくて毎日のように通う。
東京の喫茶店がどこも満席で座りたいのに座れなくて疲労に疲労が重なる。
、、、、、まさに自分だった。シンクロしすぎていた。嘘ではなく本当です。
この東京という大都会に弄ばれている仲間がいてほっとした。

楽観的に読書を楽しんでいるが、地球規模でいうとちっぽけなどうでもいい問題が、我々夫婦には今のしかかっている。ずっしりずっしり。
でも地球規模だとありんこくらいの問題なのかなと思ったら笑えてきて
帰る頃は足取りも軽かった。

「さあ帰るかー」と出たものの、帰宅ラッシュの満員御礼電車が
「ようこそようこそ」
と待ち構えていた。
ひし餅になりかける頃最寄りについて
ダイエットは明日からと思ってハンバーガーを食べた。
そんな1日だった。



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