お母さんのおにぎり


朝いつもお弁当つくる。ブームの
おにぎりケース。
おにぎりケースのおにぎりが好き。
きちんと、形になるし
変形しない!これ大事!


おにぎり、少しのおかず、味噌汁が
結局一番うまいんじゃない??って思った。

こどものころは母のおにぎりが苦手だったな…
母は専業主婦だったし元管理栄養士なので
料理は上手だったと思う。
なのに、おにぎりが下手。

いま思えば米の水が多かったんだと思う。
普通より柔らかめで炊くのに
さらに握力強いもんだから
昼頃にはべちゃべちゃだった。
のりも朝巻いちゃうから、しなしな。
そしてなぜか米に塩を振らない。 
(これマジです)

なので味があまりしない。

思い出にあるのは
やわやわのお米と、筋子が爆発して米が真っ赤になったでろでろの筋子おにぎり。


そしてかたくなにケースを使いたがらず、お願いしても入れてもらえなかった。
ラップでつくったおにぎりは、どうしたって形がぺしゃんこになる。 

そしてランチケースをあまり使わない。
なぜか巾着に入れて渡してきた。巾着は柔らかいから、すぐ変形する。
饅頭みたいにつぶれてるときもあれば
ノートばりにつぶれて中身が爆発してるときもあった。
それが本当に嫌いだった。
すっかりたべる気がなくなってしまうのだ。
後半はおにぎり嫌、ごはんでいいとか言ってた気がする。



親不孝かもしれんけど
苦手なもんは苦手で。

お母さんより上手いおにぎり目指して。
がんばるぞ。

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