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ギリギリで第2回愛玩動物看護師国家試験を受けられた話(1)

2023年に国家資格化した

動物の看護師に関わる資格は、いくつもあった。それぞれの団体が、それぞれの名称・基準で動物看護師を認定していたようだ。
共通のカリキュラムが整備され「認定動物看護師」に統一された。さらに2023から国家資格化され「愛玩動物看護師」という資格となったのだ。

はりきって第1回の受験を試みる

私は動物看護師になるために大学に通い、認定動物看護師の資格を2016年頃に取得していた。国家資格化に伴い、認定動物看護師の資格は効力を失うので再受験が必要だった。大学卒業後、獣医療とは関係のない業界を選んだため、しばらく距離があったが必ず受験したいと意気込んだ。指定講習会を終わらせて、申し込み開始とともに動物看護師統一認定機構さんのサイトから申し込みをした。

あとは受験するだけ・・?

申し込みをして、受験料の振り込みも完了。あとは勉強して2月に受験するだけ。12月に当時の会社を退職することが決まっていたので、引継ぎに全力を尽くしていた。そのあと有休を2か月使ってみっちり勉強をする。海外旅行と引っ越しもする。引っ越し先での受験地申し込みもした。完璧な計画だった。余裕さえも感じてた。

1通のメールが届く

仕事を辞めることが決まっているからって、手を抜いていると思われたくない。だから、いつも以上に仕事に力を入れていた。そんな中、年末に1通のメールが届く。

第1回愛玩動物看護師国家試験の受験申込手続につきまして、12月23日(金)消印有効で提出書類の受領を締め切りましたが、12月26日(月)時点で、貴殿の提出書類の到着が確認できませんでした。書類を送られていない方につきましては、特例的に書類の受付を行うことといたします。

実際のメール(一部抜粋)

書類提出があること見逃してた。
でもまだ大丈夫、特例的に書類を受け付けてくれる。ありがたい。

急いで書類を揃える

早速書類の準備に取り掛かった。もしここで書類に不足があったら、もう特例はないだろう。間違いがないように何度も確認して、段取りを決めて動き出した。①の申請をしてから、書類が届くまでに②と③を準備することにした。

①大学から取り寄せる必要があるもの

卒業(見込)証明書
科目履修(見込)証明書

②自宅から探し出す必要があるもの

指定講習会修了証明書の写し
認定動物看護師認定番号(RVN番号)

③その他:すぐ準備できるもの

受験申込書

躓き①|郵便局が年末でお休み

大学に書類を申請するときに、小為替を添付する必要があった。
しかし年末だったので年明けまで待つことにした。大丈夫、まだ間に合う。

躓き②|書類を受け取れない

私は、有給休暇を使って海外旅行を予定していた。大学からの書類を受け取り、封筒に入れて機構に提出する。これだけのことだったが、大学からの書類を受け取るタイミングが重要だった。出発する前に書類を受け取れれば自分でやればいい。帰国してからでは提出期限外となりアウト。

こんなことで諦めたくなかったので、頼れる方にお願いをして代わりにその作業をしていただくことにした。大丈夫、迷惑は掛かっちゃったけど何とかなってる。

躓き③|大学側が対応してない

第1回の受験ができなかった、最大の理由。
さあ、年が明けた。郵便局で小為替を手に入れることができた。そして、大学側に一番早く対応できる方法を確認するために連絡をした。
確認内容は「直接行って受け取りに行っても良いか」「郵送の場合いつ頃届くか」だった。直接受け取れれば、他の方に迷惑をかけることはない。この方法が第一希望だった。だが、自分が欲しい回答は得られなかった。

『そもそも書類の発行期間外なので対応しない』

機構側が書類を待つと言ってくれたのに、大学は書類を発行できない。ということで受験をあきらめた。お金払っちゃったのにな。自分が蒔いた種だけど。

ということで第2回を受験することになりました。(つづく)

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