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保証期間、30年。

最近、40代の方と話をしているときに、自分は自分(40代)の感覚を信じていないから、若い世代の声を聞くようにしているということを言っておられた。

自分の感覚。

そういえば、立ち上げ当時に掲げた「ゴミのポイ捨てかっこ悪いぜ」というグリーンバードのメッセージも10年経つと普通(みんなの当たり前)になり、当時の新しさ・鋭さはなくなったという。時代の変化とともに、自分の感覚も受け手の感覚も変わるのだと改めて思う。

Facebookをやっている若者が、「ソーシャルな若者」と言われ、いつからか、私たち30代は、若い世代に話を合わせてもらっている対象になっていることに気づく。それを聞いたとき怖いなと思った(笑)

最近、私は【2050年】をキーワードに掲げて考えていることに気づく。

まちづくりやタイルなど、長く付き合うものに触れているから、自ずと、先を見る。30年後は、私も65歳。

どこまで、自分の感覚をフレッシュに保ちながら生きているかはわからないけれど、65歳ぐらいまでのことなら保証できそうだと思う。(命があり健康なら前提だけど)むしろあと30年しかないのかとも思う。人生は短い。

いま、30年後の、2050年をキーワードに掲げられることをありがたく思い、先輩方が取り組んできたことを良い面も悪い面も含め、受け取っていかなくてはと思う。

そして、私も、2050年は掲げられるけど、2080年は、、、残念ながら保証できない。

そうなると、私も、そろそろ次も探していかなくてはならないとも思う。私が65歳になったときバトンを繋げる若い世代がたくさんいてくれたら嬉しい。

いま、60歳近くなり、それでも迷わず突き進んでいたら少し危険信号なのでは?と思う今日この頃。そんな、自分の感覚が古くなっていることに気づけるような、自分の感覚を常に疑える人でありたい。

2050年を掲げたとき、そこに一緒に行けない人もいる。だけど、だからこそ、今この瞬間が、貴重で、有り難くて、愛おしく思う。

バトンをつなぐ。できるだけ私もみんなの思いを受け取って次につなげていきたい。

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