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尋子と幸枝の運命の一期一会の経営会議

経営会議のタイトル、ながっ!!となりますが(笑)、昨日から、ひとつ年上の姉と家業の舵取りについて経営会議はじめました。ポイントは「我々二人でだけはない」ということです。というのは、我々二人のところに、外部の優秀な人材(友達)をオンランゲストに招き、1時間半の時間をもらって、【経営】や【仕組み構築】について相談に乗ってもらうという取り組みです。

この取り組みをはじめた経緯は、先日の家業イノベーション・ラボのオンライン相談イベントに姉と二人で参加したのがきっかけ。

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オンラインのメンタリングで、Incubate Fund HRマネージャーの壁谷さんから、「幸枝さんの推進力とお姉さんの尋子さん堅実性は最強パートナーだなと思うよ。」と言ってもらい、「まずは、幸枝さんがどんどん尋子さんに幸枝さんがいいなと思う外部のパートナーや協力者を紹介していったら?」とアドバイスもらったところから。「尋子さんは幸枝さん(やその周りの人脈)をどんどん使ってください。」と。そういえば、私も姉に使われるのを待っていました(笑)

といっても、私の方は、日々、姉が職人としてどれだけ忙しいか知っているので、なかなかこうしたいなと思っても提案することを尻込みしていたところがあったのですが、まずは【人を紹介するのを納期化しましょう】と。納期化!!!は、衝撃でした。私も姉も、経営について考えていくことは、絶対必要だと思っているので、お互い「マスト」(納品)と思って取り組もうとなりました。めっちゃ、大事です。私自身も、姉は職人で工場から動けないから、時間が取れないから、という発想を極力やめようと反省しました。姉が、経営に充てる時間を作れなかったら、今の状況からは脱却できない。今の状況から脱却できなければ、いつまで経っても経営者にはなれないということ。姉妹で力を合わせて、えいやーでやる時がきたのだと思います。

コロナじゃなかったら、まだぐずぐず言っていたかもしれません。でもいまこんなに判断が難しい中で「本当に踏ん張れる?」「やれる?」ということを試されているような気がします。そして、私、昨日思ったのは「やれる気がする」ってことでした。この先を読んでいくなんて本当難しい。でも、難しいと思っていたら、止まったままだなと思いました。

私が本当にありがたいと思うのは、きっと、姉妹で経営会議をやりたいって言った時に「それ、いいじゃん!」とか「まぁ、付き合ってやるよ」って言ってくれるであろう友人たちの顔が浮かぶことだなと思います。そして、今回、第一弾は、私が東京時代にお世話になった、合同会社五穀豊穣の西居社長に声をかけました。(「アーイ!」って返ってきました。たぶんOKってことだろうと。笑)

そして、当日。無事、第一回目の納品(笑)がスタートしました!そして、目からうころとはこのことかー!みたいな、質問、考え方、発言、アドバイス。西居さん「おねーちゃん、まだ会社?24時を超えてまで働くのはおかしい。」という当たり前のことを、当たり前に言い放つ。「社内の職人さん同士でディスカッションして、オープンな会話で、協力しながらやっていったほうがいいでしょ。」とやるべきことをずばっと言う。笑えたのは「タイル、ゼロから作りすぎ」というアドバイス。私たちの中で当たり前だ、根底だ、と思っていたものが覆る感覚。あっという間の一時間半でした。

会社がどうなったときがいい姿か?に対して、
「自分の意思決定で物事を動かせる」
「お客さんに振り回されない」
「夢をみながら成長して働ける」
「誰かを喜ばせている実感がある」
そんな言葉をくれました。もし、私が植物だったら、西居さんの言葉が、栄養分みたいにしゅ〜って身体に染み込んでいく感じ。そして、温かい気持ちになりました。そうだよね。そう思って働きたいなって心から思います。

そして、いい姿、まさに、これまでプロトビやタイルメイドで実感できていることだなと思います。それを、玉川釉薬でも移植していろいろ試したいみたい。そのやりたいことをいろいろ浮かんだ時、「やれる気がする」という言葉になりました。経営、なんだか、ワクワクしました。二十歳の時に、泣きながら玉川釉薬の席に座っていた自分と比べるとだいぶ成長しました。笑

最後に西居さん、「たまちゃんが東京から岐阜に戻ったのは、家業の玉川釉薬をどうにかしたいって気持ちだからでしょ。」と、また原点に戻してくれました。日々、タイルメイド(とエクササイズw)でいっぱいいっぱいになっちゃってしまっていたけれど、そうだな、そこやらないとなと思えました。ありがとうございます。東京から戻ってきたこの三年間は、プロトビと玉川釉薬、脳内で切り離してしまっている部分があったのですが、これからは、少しずつでも学んだことを実践していきたいなと思います。

なんか本当にありがたい。一番は、一緒に頑張ってくれる姉がいるからこそだと思います。プロトビファウンダーのたくちゃんに話したら、尋子と幸枝の運命の一期一会の経営会議の記録をnoteにまとめていったら?とアドバイスをくれたので、早速書いてみました。毎回、私が思いついていることなんて何一つないと思う(笑)いつもありがとう。

そして、タイルメイドは、プロ向けサイトをリニューアル中です!
建築家・設計士・工務店の方向けのページもあるのでよかったら覗いてみてください◎
タイルメイド
http://pro.tilemade.jp/

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今日も、どこかの物件で、誰かの感動を生み出せるように。タイルメイドの商品を通して、お客様が笑顔になれるように。そう願ってタイルをプロデュースしていきます。

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