マガジンのカバー画像

TAMAGAzine

64
岐阜県瑞浪市・焼き物の一大産地からお届けするタイル&まち情報!合同会社プロトビ(TILEmade)代表の玉川のつぶやき。 Introducing our tile brand a… もっと読む
運営しているクリエイター

#tile

レトロタイルの可能性

先月出展した展示会GiftShowで名刺交換したのがご縁で連絡いただき、東京からわざわざ岐阜にお越し頂き、釉薬工場でお打ち合わせしました。 お越しいただいたのは、アクセサリーを作る会社さん。骨董市のフェアで買ったというタイルを使った作品はとっても可愛いものに仕上がっています。 今回はそのレトロタイルの再現に挑戦です。 昔のタイルは、今のタイルにはない形状や色使いがあり、懐かしさもありそのフォルムも愛らしいものが多いです。レトロタイルの可愛らしさに目をつけてくださり、アク

職人の父が愛する釉薬の可能性。一点物のタイルの魅力を伝えたい

Ready for クラウドファンディングで資金調達をおこなました。https://readyfor.jp/projects/tilemade■釉薬(ゆうやく)によって色や表情が変わるタイルの世界。魅力がギュッと詰まった「タイルのある生活」をプロデュース! はじめまして、玉川幸枝です。私の地元、岐阜県の東濃地域はタイルづくりで全国シェア6~8割を誇る焼き物の産地です。私の実家は、岐阜県瑞浪市で、タイルの色・質感を作る素材である釉薬(ゆうやく)の製造を行っています。 みなさ

INAXライブミュージアム@常滑へ

今日が最終日ということで、INAXライブミュージアム10周年特別展「つくるガウディ」の公開制作現場へお邪魔してきました。お目当は、このお方。タイル職人の白石普(しらいしあまね)さん。 もともと左官屋さんの白石さんですが、いまでは自分の工房をもち、タイルをデザインして作っています。自らタイルを作って、貼る。すべての工程を一貫し職人として仕事を行う、日本で唯一のタイル技術者です。 左官のタイル貼りの技術を知っているからこそ作り出せる、タイルの形。世界観。今回は、ガウディの世界