大量から適量の時代の舵取り。
焼き物業界で、土屋(つちや)さん、薬屋(くすりや)さんと呼ばれる、我々原料メーカー。もちろん土屋さんは、人の名前ではなく、粘土メーカーのこと。同様に釉薬メーカーも、薬剤屋さんに間違われることがありますが、くすり屋さんと呼ばれます。そんな、ちょっと不思議で、かなり特殊な、窯業の原料メーカー。それが私の家業です。
一昨日、粘土メーカーの先輩をまちづくりイベントにお呼びし、ゲストでお話いただきました。先代から会社を継承し、自社の工場の経営もしつつも、後継ぎがおらず廃業する他の粘土