学校に行くということ

言うほど学校というものが嫌いではなかった。

勉強することを好きだった、とは言えないけど学校という空間に対しての思いは不思議なほどない。好き、でもなく嫌いでもない、というのが正直な感想だ。

社会に出てからもいくつかの「学校」に通った。経営やマネージメントであったり文章であったり、その種類は様々。

そのどれも嫌いではなかった。

それは学生だったときとは理由が異なっている。社会人になってから通う学校は、自分の意思でどうにでもなるものがほとんどだ。そのため、嫌いだったり、興味がなかったりしたら、そもそも行くという選択肢にたどり着かない。

つまり興味があるから、もしくは好きだから通っているわけである。そこに嫌いという感情は、あまり生まれることはないだろう。

今日から通う学校ももちろんそうだ。興味があるから、そして好きだから足を運ぶのである。

三つ子の魂百まで、というのはこういうことなんだろうか、いやたぶん違うな。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。