J1ドラフト会議の振り返りpart4

ドラフト会議も残すところあと2巡。あと残っているのはボランチと左SBです。いきます。

第10位指名→永木亮太

ここまで残ったボランチで僕がリストアップしていたのは、いわゆる削り屋の小泉(柏)や喜田(横浜)を選らんで安定を図るか、守備はある程度捨て、柴崎(広島)や田口(磐田)などの攻撃的な選手をするかで迷いましたが、結局答えをださず、万能タイプの永木を選びました。

第11巡目→金井貢史(名古屋グランパスDF)

ここは、最下位ながら、秋山(名古屋)かなり迷いました。秋山は、金井ほどインパクトは強くないですが、ペナ内に積極的に侵入し、チャンスを作りますし、金井より守備的な能力もあると思いました。風間大監督も今は金井ではなく秋山を使っているくらいです。しかし、やはりインパクトやネームバリューが投票する際の選択理由になりかねないので、金井を選びました。

見てわかる通り、かなり攻撃的だと思います。僕も守備は阿部のプレスバックとカウンターへのリスク管理があれば、ボールは握れるだろうし、ある程度問題ないかと。また、「おいフロサポ家長と阿部の左右逆だぞ!ちゃんと試合見てるのか」と思う方もいるかと思いますが、これはわざとです。これから攻撃について説明していきます。


まず両SBが高い位置を取り、三田が落ちて来ます。向こうが三枚でプレスをかけてきても、足元の上手い西川と、永木が動いて相手のマークを剥がすことによって第一陣を突破します。

その後の崩しは左右非対称です。左サイドはまず家長がサイドに大きく開き、相手のSBをつります。               家長が相手のSBをかわしてクロスをあげるだけでなく、そのスペースにインナーラップの得意な金井が入ってきたり、さらに金井が開けたスペースを天野や右サイドから阿部が飛び込んできたりします。         ドリブルが上手いだけでなく、視野も広く、状況判断が素晴らしい家長をあえて左において、金井や天野を生かせます。

右は左サイドの選手が上がったときのバランスを取ることになるのは、間違いないですが、右では、阿部が絞って大外に室屋が侵入、得意のドリブルで相手を剥がし、中にジョー。マイナスでも永木や阿部、天野の強烈ミドルがまっています。

他にもバイスが上がってきたりジョーが納めて、クレバーな阿部がダイヤゴナルの動きでチャンスを作ったり、三田や天野からの縦パス一本からチャンスも作れるし、最悪パワープレーもできて、結構強そうです。

ご覧いただき、ありがとうございました。結構長いですが、自分の考えを多く伝えられた気がします。気に入ってもられたら、投票していただけると嬉しいです。