8月5日 玉田×旭堂きょうだい会後記


今日はきょうだい会だった。
その前に大阪城天守閣の館長の北川先生の所へ、南陵先生のことでご挨拶に伺う。
僕はコインロッカー代金をケチって、釈台やらなにやらをすべて背負って大阪城に登城することになって、熱中症の危機を感じた。
集合時間の前、コンビニのイートインで時間を潰す為おアリバイに購入したお茶がなければどうなっていたかわからない。
マスクでの重い荷物を持っての登城は危険だ。
皆さまも水分補給にはお気を付けください。
天守閣にて南陵先生の秘話を沢山お聴きできた。僕が知っている南陵先生はほんの僅か。いろんな方のお話を聞くたびに南陵先生の愉快な感じが匂いたってくる。ひ
愉快というのは僕の人生のテーマでもあるので、心に響く所があった。

中座をしてきょうだい会の設営に向かう。
ギリギリになってしまった。
先に入っていただいていた旭堂南喜さん、旭堂南也さんに尽力していただいてなんどか開場することができた。間に合ってよかった。

今日の番組は

(カライタ「三方ヶ原の物見 その1」 玉田玉山)
(カライタ「三方ヶ原の物見 その2」 旭堂南喜)
(カライタ「曽我の紋づくし」 旭堂南也)

「玉田玉山物語 ~玉山どぶに落ちる~」 玉田玉山
「南陵師匠の旅立ち」 旭堂南鈴
「おおつごもり」 旭堂南照
「荒大名の茶の湯」 玉田玉秀斎

という流れ。
同期のお二人の修羅場読みを聞く。お二人ともすごく魅力のある声をされている。
焦りが生まれる。焦りが成長につながることを信じようと思う。

玉山物語は楽しくさせていただいたけれど、まだ講談になりきっていない感じがする。
帰り道で師匠に沢山アドバイスを頂いて、また修正とブラッシュアップをかけていこうぞ、という気持ち。でも笑っていただけて気持ち良かった。嬉しさがある。

姉さん方の講談を聞くと、普段師匠の講談しか殆ど聞いていない僕にとってはすごく勉強になる。講談のことをいつもと違う方向から考えたり、いつも考えていることの答え合わせになったり、ここは真似しよう、と思ったり。
すごくありがたい。

師匠の講談は何を言い出すかわからない危険な香りすら漂っていた。
アウトロー講談だった。

次回きょうだい会からは僕だけではなく、南也さん、南喜さんも持ち回りで前座を務めることになる。

お二人を応援されている方はぜひご来場くださいね。
南也さん、南喜さんは同じ協会で同期。他の協会にも同期の講談師がいる。
花の同期と呼ばれるように一生懸命頑張ろうと思う。

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