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4月18日~24日 一週間日記

●4月18日 東京15区補欠選挙漫遊①
 朝から15区すなわち江東区に出かけるが、つばさの党の選挙妨害により、各陣営が遊説日程を明かさない妙な選挙戦。日本保守党と立憲民主党だけは日程を出していたので、それを軸にとにかく駅前などに居てみることにする。詳しいことは5月1日にやるシラス配信で。日程が出ていない割には、日本保守党・飯山陽→立憲民主党・酒井なつみ→参政党・吉川りな→日本保守党・飯山陽→日本維新の会・金澤ゆいと4候補5演説を見ることができた。
有名人の応援が多い選挙戦は東京ならでは。百田尚樹、辻本清美、田母神俊雄、北村晴男…なかなかのメンバーがそろっている。北村晴男の演説は大変なものだった。無茶苦茶上手い。内容的にどうにも相いれないのが残念。ものすごいスピーチスキルである。
●4月19日 東京15区補欠選挙漫遊②
 この日も漫遊。朝から江東区。事務所にローラー作戦をかけていく。須藤元気の演説を見たり、金澤ゆいの応援に猪瀬直樹が来ているのを観たり、乙武さんの演説を見たり、須藤元気の実家の居酒屋に行ったり。友人二人と共に行動したのだが、お日柄も良くかなりいい時間であったと思う。付き合ってくれた友人には感謝である。
●4月20日 稽古の日
 とにかく溝の口へと歩いて稽古をするが、17日~19日に歩きすぎたのだ大変に疲れていて、あまりいい感じで稽古ができなくて悔しい。ハンカチを噛みながら布団で呆然とする。
●4月21日 歯医者さんでの会
 どうでしょう落語との対決の会の日。千駄ヶ谷。いい会だった気がする。僕は『水曜どうでしょう講談~ガラガラ・サイコロ1』と続けて『千一亭志ん諒物語』、後半の出番では『水曜どうでしょう講談~ユーコン、チームワーク~』を。どうでしょう落語の志ん諒さんの演目も大変勉強になった。同じテーマを落語と講談という結構近しい芸能でやってみると、こんなにも違うのか。と思う。逆に講談と落語、特に新作を作る場合の差異が露になる実験的な催しだったのかもしれない。終演後、打ち上げに顔を出したり、友人連と喋ったりして非常に満足をする。電車に乗って品川へ。そのまま大阪へと帰還していく。新幹線車内でもいくつか仕事を片付けることができた。深夜の大阪着となり、妻宅に着くとネコが不思議そうに僕を眺める「生きてたんか」。
●4月22日 講談黒木亭
 高槻のマンションの一室でのクローズドの会。2か月に一回の会で、多分もう四年、師匠と共にうかがわせていただいている。もう20回くらい続いているのかも。本当にいい客様ばかりで、結構冒険した初演なんかはここでやることも多い。この日は『東京15区補選漫遊記~高槻の怪物・辻本清美』~」を。地元ということもあり、やってみた。好感触を得る。師匠は『紫式部』を語られた。終演後、パーティとなり、御馳走を頂いて酒を飲んで、愉快に帰宅・
●4月23日 立川×古典の会
 この日は北浜青山ビルでのツキイチの会。僕は『東京15区選挙漫遊記~焼きそばの愚~』を。これはいまいち。練り直し必要。古典講談は『般若寺の焼き討ち』を。『大塩の謎解き』かな。と思っていたのだけれど、どうにもやらなければならない作業の量が多く、断念。悔しいぜ。終わった後、会食。意外な政治談議になる。法と政治への信頼の揺らぎから革命、あるいはそれに至らぬ暴発が起こるのでは、という話をしてしまった。全く共感を得られず。君の周りには左が多い、と言われてしまった!そんな話するんじゃなかった!ごめん、僕の周りの人。君たちもしかしたら左と思われちゃったかも!

●4月24日 ビッグイシュー講談会
 妻と昼ご飯を食べる。中華料理。大変美味しい。ただ、ニンニクが想定以上に入っていて困惑。勤め人もランチを食べに来る店なのだけれど、どういうことだろう、十三は恐ろしい街である。この日仕事休みの妻は余裕の表情であった。
昼間に衆議院議員宮沢博行に文春砲。記事を読む。すぐに講談を書いたがなんて下品なニュースなのだ。下品な講談になったが、記事自体よりは随分マシである。そんなことtってあるかい。創作を越える下品がニュースに宿る。末法じゃん。
ビッグイシュー講談会は前座。『東京15区漫遊記~亀戸の保守党~』を用意していっていたのだけれど、ご来場している方々の丘お顔を拝見して、怯えて『玉田玉山物語~4月24日、着物を着れない講談部~』を。何をすればいいのかわからないんだよなあ。前座。僕のことなんて誰も観に来てない時の戦い方を僕は知らない。やばすぎ。寄席芸人には一生なれねえ。く、あこがれの寄席の世界。しかし俺はその憧れを持ちつつ、今の素晴らしい仲間たちと仕事をしていく所存だ。偉くなって客分で、観光がてらの出演などできるようにに出世しなければ。

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