7月14日 立川文庫続き読み後記
動画収録と立川文庫の続き読みの日。
青山ビルさんにお世話になりっぱなしの一日だ。
今日は少し早く入らせていただいて、掃除をする。
床の埃を拭き取ったり、ホワイトボードをピカピカにしたりした。
ホワイトボードをピカピカにするのはうまくいって、達成感があった。
何かを成し遂げた気持ちになったのは久しぶりのことで、いい気分転換になった。
そこから動画撮影をする。まずは一人で。
どうにもテンションが上がらないので、修羅場読み「三方ヶ原の物見」を何度かやって気勢を上げる。気勢は上がったが完全に疲れる。
バランスがむつかしい。三方ヶ原をやっている最中が一番気勢が上がっている、気力、体力とも充実している。逆千代の富士(引退時・自分比)状態。
師匠が来られてお稽古を見ていただく。
そのあと師匠の動画撮影を終え、もう一度稽古を見ていただいて開場時間。
あたふたとしつつも続き読みの会が始まる。
開演前に「三方ヶ原の物見」をカライタでさせていただく。
最序盤でつまって出てこなくなる。
さっき気勢を上げた時にはつまる気配なんて微塵もなかった場所で無言をしてしまう。
修羅場読みは勢いよく息継ぎ少なく語るので無言が無限地獄のようになる。
なんとか思い出して先に進むことができた。
修羅場読みで無言になるたびに、年を取る気がする。若くして入門しているわけではないのだから、こんなところで老け込んでいるわけにはいかないのだ。
開演時間になって「講談玉田家ラジオ」の公開収録。
ニュースを斬ったり、講談を読んだりした。
ニュースに対するコメント、たぶん短く言えたほうがいいんだろうと思う。
でもニュースにコメントしている人が短い言葉でニュースを切り捨てているのを見るとすごく悲しい気持ちになる場合が多いので、そのあたり、折衷の妙案を提出する機会にしなければならぬ、と思ったり。
それから玉山物語「机をたたくな」を。
森進一のナンバーに乗せて玉山物語を、と思ったけれど、途中で少し混乱。冬のリヴィエラをうたったことは覚えている。
霧隠才蔵の続き読みは、霧隠一行が豪傑三人衆、薄田隼人、塙団右衛門、荒川熊蔵とともに小田原城をたった五人で攻める、という展開に。
いよいよ無茶苦茶。
次週以降も小田原城の件は続く予定。
そう、次回で立川文庫続き読みも50回。
ご来場くださった方には記念の品をプレゼントできるかもしれません…!
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