7月6日 テレビ収録見学後記
雨で自転車の機動力を奪われてしまう。
合羽などを着用してもいいのだけれど、合羽は雨を通さない代わりに、汗も閉じ込める。
合羽を着なければいけない日は当然湿気が強く、自転車こぎという運動も加わって汗が出る。
結局この汗が合羽内部にとどまり、身体中がぬれぬれになってしまって不愉快なのだ。
晴れた日の汗よりも雨の日の汗の方が雨とカクテルになって凶悪なにおいがするし、気分も悪い。
あまり合羽を着用したくないのだ。
なので徒歩と自転車仕様で今日は移動。
自宅から大阪北浜へ向かう。
今日はいつもお世話になっている旭堂南鷹先生の競馬講談のテレビ収録を見学させていただいた。
北浜駅について地下から出ると大雨になっていた。
傘を頼りにAdventureして撮影会場の青山ビルへ。
朝9時から17時までみっちり競馬講談の撮影。
前回撮影の時よりもさらに機材が増えていた。
「まさか、そんなところから…」というところから収音マイクが出て居たりした。
本当にプロの現場だ。
僕。こんな機材とスタッフの方に囲まれて縮こまらずに居れないだろうな…!などと戦慄をする。
南鷹先生の競馬講談は新作講談だけれど、修羅場読みってやっぱり気持ちいいなという感想を持つ。
修羅場読みは講談の一番古典的な部分、伝統的な部分だけれど、舞台が現代に変わってもそこが気持ちいい、ということは、それこそ講談の芯の部分なんじゃないか、などと思いながら。
明日は昼下がりの講談会→玉田家チャンネル撮影→立川文庫続き読みというハードデイズナイト。
稽古をして備えなければ大変なことになる。大変なことにはなりたくない。なりたくない、なりたくない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?