8月19日 講談玉田家チャンネル動画撮影・立川文庫続き読み後記
久しぶりに講談をする。
勢い込んで準備を済ませ、まずは動画撮影をするが、久しぶりの講談おそるべし、撮影序盤に咽喉を潰す。
あるアニメソングを修羅場読みする動画を撮影する際に、ヨーデルの部分があって、ここを修羅場読みするのに非常に苦労したのが原因だ。
ヨーデルと修羅場読み、アルプスと日本の伝統、僕の能力では相入れさせることができず、無理やりドッキングさせたいびつな動画を咽喉を潰して産みだしてしまった。
苦労を垣間見ていただけると幸いです。
咽喉との闘いと動画撮影が並行していく。
1分講談も科学者の話のくせに変な声になって、豪傑みたいな科学者になってしまった気がする。
師匠が来られて動画の撮影はさらに続く。
講談玉田動物園・1分講談を5本撮影する。
師匠も「久しぶりの講談である」ということを何度も仰りながら、そのように撮影が進んでいく。
撮影終わりにお稽古を見ていただいて、講談会に雪崩れ込む。
カライタで「三方ヶ原の物見」をさせていただいた。
後半いよいよ悪鬼のような声になってしまった。自分の声がいつもとあまりに違うので、なんだかちょっと新鮮な気持ちにすらなった。
そこからオープニングトーク、講談玉田家ラジオ収録(今日のニュースにコメントをするコーナーはかなり斬れているのではないか…!見当はずれな斬り方かもしれないけれど、斬れはした感じ)を終えて「玉田玉山物語 ジャム」の一席。
妻と僕との会話から作った物語。会話の部分笑っていただけて良かった。僕的には結構泣ける会話だったのだけれど、笑っていただけると嬉しいものだ。
其の後師匠のミニ講談。玉山のヘロヘロな感じを講談にしていただいた。ヘロヘロについては反省だけれど、お客様に笑っていただけると、ヘロヘロを少し誇らしく思ってしまう向きもある。良くない。ヘロヘロは直す。
霧隠才蔵の続き読み。
僕のパートで江戸編が終る。
大久保彦左衛門たちをぼこぼこにした。立川文庫では徳川家の侍たちが異常に弱い。不当に弱い。全く見せ場なくやられてしまった。
師匠のパートから場面変わって会津若松へ。
霧隠三好の名コンビがバカな二代目、大名の若様を捕まえて投げ飛ばして笑う、さあトラブルどんとこい、酒が美味い、ガハハ、とかなり情熱的な展開。
終って師匠と帰り道ご一緒させていただきながら色んな話をする。
久しぶりに師匠とゆっくり話をさせていただけたのだった。
明日はビッグイシュー講談部のお稽古日。
次回の「ビッグイシュー講談部 怪談特集」に向けてのお稽古日。
ホームレス状態にある方々の身の回りに起こった怪しい出来事新作講談になる。
僕はすごく楽しみだ。
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