9月1日 動画撮影・立川文庫続き読み後記


9月に入った。講談師生活も1年半になる。
まだ1年半かよ、と思う。これをもう一回繰り返さないと3年にならないと思うと中々ボリューミーな人生だ。アメリカのテンション高いハンバーガーくらいのボリューム感だ。
まあ講談師になるまでが白湯みたいなボリュームだったから、ちょうどバランスは良いのだと思う。
やはり体は若干びっくりしているが。

今日は講談玉田家チャンネルの動画撮影と、立川文庫続き読みの日。
15時前に会場の青山ビルさんに入って準備を整える。

1分講談を撮影したけれど、2分を少し越えてしまった。思いがあふれた。いいように言い過ぎか。もっと短く話ができるようにならなければならん。

師匠が来られて動画撮影を。
今週分の動画もラジオの公開収録を残して撮影完了。
余った時間でお稽古をつけていただいた。

開場時間になってお客様が来られて稽古は終了。
本番へと入る。
今日は

オープニングトーク
講談玉田家ラジオ公開収録
「玉田玉山物語~墓場の大男~」 玉田玉山
「玉田玉山物語~1分講談のコメント~」 玉田玉秀斎 
「霧隠才蔵~仙台の髷取り天狗~」 玉田玉山
「霧隠才蔵~清海危うし~」 玉田玉秀斎

という流れ。
玉田玉山物語、最近怪談が多く、大騒ぎをあまりしていなかったので、大騒ぎをした。楽しかった。大騒ぎ好き。

霧隠才蔵は伊達政宗の治める仙台へと舞台が移った初回だった。
清海が伊達政宗の悪口をいいまくる場面が楽しかった。悪口とかを言うのが一番楽しい。
僕はいけない人間です。

師匠の講談では清海入道が危機に陥る。
最近は清海入道も殆ど危機に陥っていなかったから新鮮だった。
擬音の持つ力を感じつつ脇で聞かせていただいた。

公演おわって帰宅。
帰り道にスーパーに寄って晩御飯を物色するが、何もかも食べたい。
もう判断しかねたので何も買わずに帰る。
この判断が吉と出るか凶と出るか。3時間後の僕が知っている。でも今の僕は知らない。
なんだこの文章は。

明日は南陵先生のご自宅の片づけ→玉田×旭堂きょうだい会の予定。
その流れは中々大変なのではないだろうか、と思ってちょっとした怯えが心の中に立ち込めている。


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