9月2日 南陵先生ご自宅お片付け・玉田×旭堂きょうだい会後記


朝から新大阪→梅田→阪神西宮と移動。
移動中にユーチューブ「講談玉田動物園」の動画編集をする。
僕が噛んでいるせいで、僕が編集をするのが大変になる。僕が噛まなければ僕の編集は楽になるのだから、僕は噛まないほうがいいのだが、それが難しいのだ。

南陵先生のご自宅を訪れるのも三度目。もう一人で行ける。
一人でとぼとぼと西宮を歩いて行く。がっしがっしと歩いていければいいのだけれど、ども一人でいると根暗になるんだろう。とぼ、とぼ、とぼ…とぼ…という感じに、とぼ、と、とぼ、のあいだの間がどんどんと開いていく。
もう立ち止まってしまうのでは、というところで南陵先生ご自宅に着いた。

何人かの南陵先生門下の方々とともに片づけを進めていく。
段ボールに色々な本を詰め込んでいく。
一緒の部屋で作業をしていたのは旭堂南風兄さん。
あんまりじっくりおしゃべりをしたことがない。今日はじっくりおしゃべりができるかしら、と思ったけれど、作業に没頭していて無理だった。
また今度機会があるだろうと思う。

11時から2時ころまでお片付けをして外へ出ると雨。
ほこりまみれだったので、全裸になって駆けだして、ショーシャンクポーズで阪神西宮まで駆け抜けたい気持ちもあったが、師匠とご一緒させていただいていたので遠慮させていただいた。
粛々と傘をさして歩く。

師匠と梅田でお別れして本町駅へ。
きょうだい会の準備のためだ。

本町に着いたのが15時過ぎ。
少し時間があったので、本町のカフェに入って作業。
調べてみると、今立川文庫続き読みでやっている「霧隠才蔵」次回で最終回を迎えるということがわかった。
ということは次々回から新しいシリーズ入ることになる。
師匠に報告するのを忘れてはいけないと心に銘じる。

きょうだい会の会場に入ると旭堂南鈴姉さん、旭堂南也さん、旭堂南喜さんが先に来られていて、設営をしてくださっていた。
僕もお手伝いをする。

同期の南也さんと南喜さんと「いつ死んでもいいよね」みたいな話で盛り上がる。
初めて盛り上がったのだと思うけど、初めて盛り上がる話題がこれとは…。

開場時間になって南喜さんと僕がカライタでそれぞれ「三方ヶ原の物見」と「明智左馬之助湖水渡り」を。
カライタとはいえ、沢山のお客様に見ていただけてなんだかテンション上がってすごく楽しかった。テンションが上がると案外冷静になるんだなあ、と思った。

今日の番組は

「太閤の風流」旭堂南也
「安倍晴明呪術合戦 後編」旭堂南鈴
「藤原不比等」旭堂南照
「左甚五郎~動く蟹~」玉田玉秀斎

というラインナップだった。
軽くて愉快な話、凄絶な話、勉強になる話、軽くて愉快な話、という流れになったと思う。
お客様も喜んでおられる方が多かった感じがする。
この会は沢山のお客様が来てくださる。
僕の出演は次は11月だけれど牙を研いでおこう、と思う。

次回のきょうだい会は10月28日㈬です。

明日は少しゆっくりの日。
玉田玉山物語を二本書く予定。
何とか修羅場を入れてみよう、と画策中。うまくいくかどうか。

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