Designship2019 レポート02【“世界初”を支えるデザイナーが考えること】
day1【“世界初”を支えるデザイナーが考えること】
Adobe Community Evangelist・フリーランスのデザイナーでありつつ会社員としてpopIn Aladdinを作っている北村崇さん。
スライド公開してくださってます↓
https://timing-web.com/designship-2019/
所感:手描きスライド素敵…!
popIn Aladdinについて
https://aladdin.popin.cc/
https://japan.cnet.com/article/35138869/
『アメトーーク!』でも紹介されたプロジェクター付きシーリングライト!
世界初のプロダクトを買ってもらうために
世界初のプロダクトは、当然誰も見たことがないし使ったこともないもの。
人は慣れているものに安心を、不慣れなものに不安を抱く。
課題:世界初=不慣れで不安なプロダクトを安心して買ってもらう
↓
ブランディングで解決!
https://www.youtube.com/watch?v=nvuW4xvpZKw
イメージムービーを用いて、使い方やコンセプトを伝える。
「うちはこういう使い方ができそう」とリアルに生活に溶け込んだ想像をさせることが大事。
アプリの開発について
デザインの課題は『シンプル』であること。
今までにないプロダクトかつAndroidで動いているので「こんな機能をつけたい」「ここにメニューがあったら便利」とアイデアがたくさん出てくる。
でも、popIn Aladdinはあくまでも「プロジェクター」であり、スマホのような「便利さ」は必要ない。
(プロジェクターの本質を見失わない)
→「あったら良い機能」はつけないことにしている
『Aladdinだけの』体験を作ることが大事で、なんでもできる便利さ、親切さは体験の邪魔になる
思い出になるデザイン
「iMac G3」であれ作ったなこれ作ったな、と思い出すことがある。
そんな風に、記憶に残り、思い出を呼び起こせるようなプロダクトやサービスを作っていきたい。
所感:思い出になるデザインって素敵ですね。
思い出として人の記憶に残るためには、見た目に良いデザインなのはもちろん、良い体験ができることが不可欠と思います。
それにしても、popIn Aladdinという商品名は言いやすくて覚えやすくていいなあ…半濁音のポップさとアラジンの少しざらっとした感じとンで終わる2語の絶妙なバランス…。
お一人様デザイナーの苦悩というところで、
社外のグラフィック/マイクロインタラクション(アニメーション)制作サイドと海外の実装チームのやりとりのあいだに後から入ってプロトタイプを作ったことや、両者をつなぐ難しさをお話されていて「ああーわかる…」となりました笑 まったく同じ状況ではなくても何かと何かの板挟みになることってあるある。。
北村さんは「社内UXの改善も自分の仕事」と考えていらっしゃるそう。
わたしも(というとおこがましいですが)チームのデザイナーやエンジニアが良いパフォーマンスを出しているのを見てほくそ笑みたいタイプなので、そういう働きを少しずつでもできたらなあと思いました。
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