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FENDIとおにぎり愛


「めっちゃ美味しそうやん」

学校から配布されている次女のipadのカメラロール見せられたときの第一声。

見事におにぎりだらけ。
食べるの大好き次女。
この世に嫌いな食べ物がない。

食べ物にカテゴライズされてるものは何でも大好き

2〜3歳頃からその傾向は現れはじた。
お店で出てきたサンドイッチに添えてるパセリにも何これ?と興味津々。

「食べていのん?」と聞くから

「別に、ええけど…知らんけど…」

「いいんなら、食べるわ」
即パクリ。

お菓子に添えてるミントやハーブなど、食べ物と飾りの狭間のような類いのものは毎度、キレイに食す。

エビフライのしっぽは、家族の残したものまねで食べてしまう。

下校したら給食がやれ美味しかった。おかわりを何回したなどと聞かせてくれる。

好き嫌いが多くて、給食が苦手だったわたしからしたら羨ましいかぎり。頼もしい。

同じ学校に通う長男が、
「今日の給食の肉、まずかったわー。みんなも言ってた」 なんて話していても、
びっくりした顔して

「えーめっちゃ美味しかった」

「おかわりもしたでー」とな…。

給食を作ってくださる方々に、こんなに喜んでくる子どもがここにいるんですよーとお礼申し上げたい。

そんな次女…が、
「ママ…」

「写真。消さなあかんねん…」

「学校でipadを私物化しないように保存や検索などしたらあかん言われてん…」
と、落ち込んでいる。

日々、コレクションしていたカメラロールは9割がおにぎり。
残りの1割もちなみに食べ物。
その数は、ざっと120枚。

おにぎり愛好者の姿


色んなおにぎりshotを集めて眺めては悦に入るのが次女の楽しみなのだ。

「おにぎりも消さないとあかんかな?」

「ママから悪いことにipad使わないからおにぎりだけは残してとお願いして」

んんーーーん…。

おにぎりだけって…君、それがほとんどなんだけど。

「でもさ、学校の決まりなら、あかんのちゃう?」

親からおにぎり消さないでってのもなんか違う気がするし、

「先生に自分でもう一回聞いてみる?」

「んーーでも、あかんもんはあかんのちゃう?」
「決まりは決まりやし」


次女…おにぎりコレクションを眺めて。

「分かった。」

「…消す。」

「でも、全部絵に書いてから消す。そしたら、また見れるから!」

「先生には書くまで残していいか聞いてみる。」

待ってくれるか知らんけど、その発想にびっくり。
そこまでして手元におにぎりをはべらしておきたいのか。

そうと決まれば、早速サンタさんに貰ったご自慢のお絵描きセットを出してきてエプロンまでつけて書くモード全開。

そして、黙々とおにぎり模写へと続く…。


これは次女が小2の頃のエピソード。

そこから2年がたった。2024年NOW小4の次女!!
未だ覚めやらぬおにぎり愛を持ち続けている。

そして、
「これ欲しいー」
TikTokで見つけてきた。

まじかっ!
たかっ!

子どもにFENDIはあかんって!

ほんで、FENDIもこんなん作ったあかんって

おにぎり愛好者にさしてくな!

もちろん小学生にFENDIはバカヤローなので、即却下。

とここで、終わりのはずたった…。


まさかのおにぎりバッーーク!が我が家にやってきた!


元カバン職人による、義理の姉作
渾身のおにぎりバック風。
本物じゃないんす。

著作権法とか違法とごめん…。

これはあかんけど、コピーとか、パクリとか、アカンやつやけど、どうか許して欲しい。
誰にも売ったりしないので個人で細々使うだけなのでどうか目をおつぶり願います。


おにぎり愛は親族おも動かすのだ。

あかんけど可愛い。
あかんけど世界一似合ってる。
あかんけどありがとう。

FENDI関係者の皆様に心より皆様お詫び申し上げます。

次女が大人になった時、初任給を握りしめて有無を言わさずFENDIに直行させます。

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