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頼るって難しい。

わたしは人を頼るのがすごく苦手。
本当に本当に辛い時に1人で抱え込んでしまう。(ちょっと落ち着けば相談できるんだけど)

人を頼るの苦手になったきっかけかなって思う出来事がある。

小1の時。
全校朝礼で気持ち悪くなって列を抜けて先生のところに行った。そんで嘔吐🤮
吐いたらスッキリして体調的にはなんともなかった。けど、友達や先生が心配してくれて嬉しかった。
また次の全校朝礼で、別の友達がお腹が痛くて列を抜けた。その子は保健室で休んで3時間目くらいに教室に戻ってきた。友達や先生に心配されてる姿を見て羨ましくなった。
その次の朝礼から、私は「お腹痛い」「気持ち悪い」「だるい」思いつく限りの理由を並べて列を抜けて保健室に行くようになった。
仮病だった。
保健室の先生が心配してくれたり友達が大丈夫?って言ってくれたことが嬉しかった。
でも何回か続くと保健室に連れて行ってもらえなくなって、普通に教室に返された。
教室に返された私は、体調を崩した友達が自分以上に心配されてる姿を見て、羨ましくなって、先生に「やっぱりちょっと気持ち悪いです。」って言った。
そしたら先生は「あなたは気にしすぎなのよ!そんなに気にしなくても大丈夫だから!」って強い口調で言った。
それ以来、全校朝礼で体調不良を訴えることは無くなった。

先生の言葉にハッとさせられたのは今でも鮮明に覚えてる。
「自分は間違ってたんだ」って思った。

今思えば、当時のわたしは小学校に入学したばかりで、電車通学も始まって、引っ越しして家も変わって、妹が生まれる前だったから母のお腹が大きくて、周りの環境が一気に変わった時期だったから、それに対する反応だったのかもしれない。

でも、このことがあってから、心配されたいって思って行動するのはいけないことなのかな〜って思うようになった気がする。

心配されたいがために自分の心身に敏感になると、心配してほしいと思っていた相手にむしろ怒られたり嫌われたりしてしまう。
そんな思い込みがあるのかもしれない。

今の自分も、あんまり特定の人を頼りすぎると嫌われるんじゃないかって思って、色んな人に平等に頼るように意識しているところがある。
頼れる人が何人かいるコミュニティならいいけど、頼れる人が1人しかいないコミュニティだとその子1人になんでもかんでも頼ったら嫌われちゃうんじゃないかと思って1人で抱え込むことが多くある。

だから、まず、心配してよ。って思う寂しがりやな自分を認めてあげたい。
そして、たくさん頼っても嫌われないっていう事実がほしい。(依存しちゃうのは違うってところがまた難しいけど)

無理しない。適度に人に頼る。助けてって言えるようになる。
それが、今、なりたい自分。

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