もっとわがままに生きたい
「生きづらい」
高校を卒業してからそう思うことが多くなった。なぜだろう…
自分としての結論は、わがままに生きられなくなったからだと思ってる。
小学生までの私は、「嬉しい」「楽しい」「好き」「私を見てほしい」など、明るい、"陽"の感情を素直に表現していた。
反抗期になるとその辺が薄れて、その代わり「ムカつく」「納得できない」「イライラする」などの"陰"の感情を素直に表現するようになった。
ここまでは、なんだかんだわがままに生きてきたと思ってる。もちろん、自分の気持ちに素直になれないこともたくさんあったけど、無理したことはなかった。生きづらいと感じたこともなかった。
ところが、大学に入ってからは、"陰"の感情をコントロールして出さないようにしてきた。その場に合わせて自分のポジションを最適化したり、周りを気遣ってその場にあった自分を演じることが多くなった。
そのおかげで明るい自分になれたし、友達もたくさんできて、自分のことが好きになった。
ただ、どこか寂しさを感じていた。声をかけてくれる人は増えても、心の内を打ち明けられる友達は多くなかった。むしろ、その場はすごく楽しいのに、なぜか居心地の悪さを感じてしまうことがよくあった。
"陰"の感情をどう処理していいか分からなくなって、1人で苦しむことが多くなった。
それが生きづらさに繋がっていたのかもしれない。
感情をコントロールできる良い人になって、それはそれで良いこともたくさんあった。
でも、振り返れば私の人生は"陰"の感情を持った時にこそ大きく動いてきた。
中高の部活では、先輩から図星のこと指摘されて悔しいって思った時にこそスイッチが入って成長した感覚があるし、
学外での活動も、自分の信念をまっすぐぶつけて、でも伝えきれない悔しさを感じて傷ついた時こそ、自分の弱さに気付くことができた。
ただ、"陰"の感情を表に出すのはかなり労力がいるし必ず自分が傷つく。
それがわかってるから、傷つくのを恐れてわがままに生きるのを辞めていた気がする。
「誰にどう思われるか」
よりも
「私がどう思うか」
を大事にする。
どうしてそんな簡単なことができなくなっちゃったんだろう…
これからはもっと自分の気持ちを素直に、わがままに表現していきたい!
俗に言うブラックたまちゃんの再来を待ち望んでいます…笑
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