見出し画像

私について

まずは先日、不穏なことをXにポストしてしまい、皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

私のメンタル面の問題はいまに始まったことではなく、実は漫画家デビュー前からでした。最初、高校生の時に軽めのパニック障害の発作を起こしてから、しばらく無かったのですが、本格的なものは大学生の時に自宅で倒れ、救急車で運ばれたのがパニック障害との付き合いの始まりでした。パニック障害の発作の出方は人それぞれで差異があるのですけれど、私の場合典型的な、ショック状態に近い状態になるものでした。息が吸えなくなる感じがして、血の気が引いてしまい、実際に血中酸素飽和度も80台まで下がり酸素マスクで救急車で運ばれるような感じでした。

きちんと精神科に通院をして、根気強く治そうとお守りがわりに精神安定剤を持って、わざと長めに電車に乗るよう訓練をしたり、そうして発作が出なくなっていきましたが、不安障害だけは残ってしまい。一時期は出かけるときに、何度も鍵をかけ忘れていないか、火元の始末はしたかなどで家まで戻ったりする強迫性障害的な症状もありました。

いまも不安ベースでの症状があり、このような不安定な職業に就いているのは不安を増すのでよくない面もあるのですが、漫画の仕事はいつ寝起きしてもいい面などの自由さもあるので、不眠症等が強くならないようそちらを選んでいます。

今回は4月初めからの全身倦怠感と疲労感、5月初めからはかなり痛い坐骨神経痛に悩まされ、漫画の単行本の売り上げ等、そういう要素はあまり関係なく、心身共に疲弊していたようです。特に先日の注射が効き、症状が劇的に軽快してふっと気が抜けたところで、私の精神のまずい面が顔を出した感じでした。

今後はと言いつつ繰り返してしまうのも良くない「癖」だけではなく、症状のひとつでもあるので、SNSを断つ時がいよいよきたのかもしれないと感じております。まだどうするか決めかねていますが、複数の仕事先からも強制的な休養を命じられているので、それは余計将来が不安で症状がまた出てしまいそうな気もしますが(そのあたりが当事者との認識の差です)ゆるく暮らしていこうかと思います。