私という命が出会うすべての不要なものたちよ、の話。

今年がはじまって早三日が経ったところです。多くのひとが希望に満ち満ちながら今年の目標などを考え出す頃合いかと。私も毎年、一応目標らしきものを設定してはみるものの、年末になると「今年の目標ってなんだったっけ?」てな状態になる。アホなので。

そんな私も、今年の目標を決めました。

「1日1捨て」です。

ことばどおり、1日1個、物を捨てること。その日出たゴミとかはカウントせずに、まあだいたい3日以上家にあるものを対象にしようかと。捨てたものは手書きでリストに記入。写真を撮って残そうかと思ったのだが、不要なものの写真を残すというのも無駄なのでは、と思ってやめた。

目標を忘れる原因って、つまり「1年経たないと達成したかどうかの判断ができない」「明確な目標値がない」ことだったように思うのです。たとえば「貯金をする」とか、たとえば「幸せになる」とか。

今年は1日単位で達成がわかるもの、かつ、具体的にいこうと思ってコレにしました。単純に家にものが増えてきたという感じがしていることもあり、いずれ引っ越すことは決めているので荷物を減らしたいということもあり。

ちなみに1月1日からはじめて、この3日間、捨てたもののリストは

1日:ずっとあったペットボトル 2日:ずっとあったペットボトル 3日:半分に解体されたペットボトル

なんだこの家、とおもうでしょう。私はおもいました。誤解をうまないように言っておきますが我が家はゴミ屋敷ではありません。ただ「物を捨てよう!」という意識を持ったときにいちばん目についたのがペットボトルだっただけで、家にあったのはこの3本だけです。ほんとなんです。毎日掃除機をかけ、毎日洗濯をしていても、不要なものって不思議とそこにあるものですね。

単純に計算すると1年で365個のものが減るわけで、少しは身軽になれるといいな。でもべつに「何も持ちたくない」とは思っていないので、「気が済むまで(パッと見て不要なものが目にはいらないくらいになるまで)1日1捨て」という感じでやっていく所存。

いままで1年という概念がふわっとしていたけれど、今年はすこし地に足つけて着実に日々を過ごしていきたいとおもう。最終目標はもちろん「幸福になる」なんだけれども。幸福はかたちがないので、私もふにゃふにゃしながら追っかけていくよ。待ってろ幸福。

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