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鞍馬山 真のパワースポット

朝起きにくかったり、
体が気だるかったり、
落ち込みやすかったり、
イライラしやすかったり、

しませんか?


それ、
色々、溜まってるんです。


私は日頃から
瞑想したり、
アーシングしたり、
自己浄化を心掛けていますが、

それでも

電磁波やら
念やら
なんやら溜まってくると、

ひどい頭痛が襲ってきます。



もう限界。
浄化だ!浄化!

自然のパワーを頂きにいこう!



と、言うことで
鞍馬山に行ってきました。


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◆鞍馬山・鞍馬寺

パワースポットの宝庫である古都・京都で一番のパワースポットと名高いのが総本山・鞍馬山です。昔から神聖な場所とされてきた鞍馬山は、牛若丸の育った山、天狗たちの総本山、地下都市への入り口が鞍馬山には隠されている、など様々な伝説を持っています。


ちょうど紅葉の時期で、
初めて乗った叡電から
とても美しい景色を楽しみました。


そして到着したのが鞍馬山駅。


天狗がいる山として有名なだけあって、
大きな天狗がお出迎え。

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目指す鞍馬寺は
山自体が御神体と言われ、
本堂に辿り着くには

『登山覚悟!』

と聞いては、おりました。


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ロープウェイもあるんですが、

神様にお会いしに行くのに
始めから手を抜くのもどうかと思い、
登山ルートを選択。



道中、
木々に小さい妖精さんがいたり、

大きな石に
「よく見るんだよ」
と声をかけられたりしながら、

前半は写真を撮る余裕があるくらい
楽しく登山しました。

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鞍馬寺本殿までは
登山と言うよりかは、
階段続きだったので、

ちょっと
ふぅーふぅー言うくらいで
無事到着。


標高410mの場所にある
鞍馬寺本殿からの景色は
息を飲むものでした。

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◆宇宙と繋がる


そして、
メインイベント!!!


鞍馬山で一番パワーが
みなぎっている場所とされる、
本堂の前にある石畳の六芒星。

この六芒星の中心に立つと
宇宙と繋がることが出来る
パワースポットとして知られています。



はい。



「うちゅーーーーーーう!!!」


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「・・・・・・・・・・」




「あれ?」





「なんも感じないけど?」




広島の厳島神社で、
同行者全員に感染させる程の
悪寒を感じたり、

イタリアのサン・ピエトロ大聖堂で
意識失って
天使からのお告げを
頂いたり、


まぁ、
そこそこ感じやすい体質の私ですが、



「ビックリするほど、感じない!」



ちょっと、
すーーーーーーん
ってするかな。

くらい。



天狗さんとはご縁がないのかしら?


と思いながら、
本殿に入ってみることに。



本堂祭壇に向かう途中、

なんだか
吸い込まれるような
あやしーーい階段を発見!!

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とりあえず、
先にご挨拶しようと、
階段を横目に
ご本尊へ向かってみる。

鞍馬寺は
毘沙門天、千手観音、護法魔王尊の
三位一体の尊天を本尊としてお祀りされています。


ご縁の深い千手観音様もいらっしゃる!
と思いながら
手を合わせてみるも、、、


なんか遠い感。


んーーーー。


なんか違う。


ここじゃない。





◆秘密の場所


やっぱり、あの階段が気になる!!!



そう思って、
本殿の入口へ逆走し、
階段に行ってみる。


立入禁止にはなってないが、
誰もそこには近付かないし、
入っていいのか
疑心暗鬼だったけど、

自分の直感を信じて、


階段をおりてみた。



その道は
ご本尊の真下へ続いていた。


真っ暗すぎて
写真も撮れなきゃ、
何があるかもほぼ見えない。


だけど、
ロウソクが6本だけ灯された
祭壇らしきところに辿り着くと、


そこはお母さんのお腹の中のようだった。

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包まれて、
守られて、
深い深いところにいる感覚。


ぼーーーん

ぼーーーん


と鐘のような音が
その地下祭壇の中に響き渡っている。



手を合わせると、
何処からともなく、


「おかえり」


と声がした。



その瞬間、
自分の体が大地に
吸い込まれるというか、
溶け込んでいくというか、

スライム状に
じゅわーーーんってなる感覚がした。




いつも側で私を見守ってくれていたはずの
観音様が最近そばに居ないなーと
思っていたけれど、

観音様が居なくなったのではなく、
私がどこかに行ってしまっていたようで、

あるべき所に戻ってきた感覚がした。



自分の軸が太く確かなものになった
のが分かった。



本殿前の六芒星や
本殿の祭壇など、

見た感じ良さそうな世界(外向けの世界)
に目を向けるのではなく、


足元の真っ暗な地下祭壇に、

自分の求めているものがあって、
そこが理想の世界だったのだ。


あれが欲しい
これが欲しいと
外を探しても、

本当に手にしたいものは
内側の世界に目を向けなければ
気付けないんだな。


と教えられた。



自分の軸に立ち戻る感覚を得て、
私は本堂を後にした。




◆本番はここから


そして、
奥の院へ続く
更なる登山道へ向かう門を
くぐった瞬間。


私の体に異変が起こった。

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げこっ!


げこっ!


げこっ!!!



カエルのような変な音が
私の喉から連呼して
止まらない。


小さなゲップのような症状を
ゲコゲコ繰返してはいるものの、

しんどいと言うよりかは、

高エネルギーに当たって
体が謎反応を起こしている感じだった。




本番はこれからということか、、、



と感じ、
ワクワクしながら、
険しい山道を登っていった。


本堂までへの前半の道のりと違い、
舗装されていない
荒々しい山道は、

私の体力をどんどん奪い、
息も切れ切れになっていった。


鞍馬山に入山してから
2時間近く経っていた。


心臓破りの急角度の階段を
登り終えたところで、

私の爪についている
ネイル用パワーストーンが
ぎゅいんぎゅいん
反応し始めた。

指先が痛い。


指先のパワーストーンに聞いてみる。

「なんだ?」


パワーストーンが答える。

「もうすぐだよ!」



なにが??

と思いながら、
少し進むと、

メインの道からは外れる場所に
目を奪われた。



◆真のパワースポットはここに


なんと言っていいのだろう。

この木達のエネルギーは。


無言で、
引き込まれるように
そこへ入っていった。

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今にも動き出しそうな木々がいる
この場所は、

木の根道
と言って、
牛若丸が修行をした地と
言われているのだそう。


そんなことも知らずに、
この不思議な場所の中で
木の根を踏まないように、
ちょろちょろしていると、

気が付いた。


さっきまで、
ぜぇぜぇ言っていた息が
落ち着いている。

さっきまで謎に
ゲコゲコ言っていた症状が
止まっている。


というか、

めっちゃ元気になってる!!!!!



完全にパワーチャージがなされていた。



案内図のルートでは
この「木の根道」は
横を通り過ぎるだけの場所なのだが、

ここが真のパワースポット
なのではなかろうか。

と思うほどの
もの凄いエネルギー地だった。



元気100倍になった私は
意気揚々と
山道を進んで行った。




◆宇宙ステーションはここに


暫くすると、
建物が見えてきた。


地図には不動堂
と書いてあった。


そこに近付いた瞬間、

指先が
ビリビリビリビリッ!
と痺れだした。


足元には
小さな六芒星があった。

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皆が列をなして、
天を仰ぎ
宇宙と繋がろうとしていた
本殿前の有名な六芒星とは

桁違いのエネルギー!



自称一般人の主人でさえ、

「顔の皮膚がピリピリして痛い!」

と言い始めたのだ。


この鞍馬山2つ目の六芒星の中に
立ち続けていると、
本当に宇宙にぶっ飛びそうになった。

これ以上、
ここにいると
自分の体が粒子化して
飛んでいきそうに感じた。



みんな!
宇宙と繋がれるのは
こっちですよー!!!!



と大々的に言わないのは、
意味があってのことだと思う。

誰しもが入るようになると、
その場所自体が
人の念によって汚れる。


あの過酷な山道を歩き
それによって浄化された人々だけが
踏み入れるようにしてあるのだ。


何かを手に入れるのに
努力を絶対しなければならない。
と私は思わない。

楽勝で手に入れてもいいと思う。


だけど、
何かを手に入れるのに
荷物をおろすことは必要だと
私は思っている。

長年抱えすぎて
体にこびりついた荷物を、

綺麗に洗い流す浄化の旅を
鞍馬山が教えてくれた。



なんか進まないな
なんか調子悪いな
なんかなー

とくすぶる時は

体にこびりついた
荷物をおろしに行くといいのだろう。


またいこう。
鞍馬山。


by たまちゃん



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