No.598|騙すor騙される?
2024年8月24日 No.598
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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騙す側より、騙された側のほうが良い。
という言葉がありますが、個人的には賛同できません。
「騙す」と「騙される」を同じ天秤に乗せる意味がわからないからです。
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では、
騙されるということは起きない方が良いし、騙されることなんてない方が良い。
という言葉を聞いたとき、どう思いますか。
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個人的には、そうではないと考えています。
見る目がないと騙されますが、見る目を養うためには騙されることが一番効果があったりします。
そのため、以下の2つが大事だと考えています。
・時間軸の長さ
・負ったダメージ
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時間軸を長くとることで騙された出来事が良いことに変わることがあったりします。
ただ、騙された結果、負ったダメージが致命的過ぎるといけません。
一発退場は言語道断ですが、再起が目指せるレベルであれば騙されたこと自体が今後プラスに働く可能性があります。
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例えば、友人から「10万円を貸してくれ」と言われ、貸したものの、その友人と連絡が取れなくなった。
財布の痛みは相当大きいですが、「人に金を貸す行為はしない」と自分のルールにすれば、その後、連帯保証人にはならない、という意思決定に繋がり、より大きな騙されることを防ぐことになるかもしれません。
例えば、恋人に裏切られても、従業員から裏切られても、それは同じです。
そこから何を自分のルール・教訓として見つけるかが大事になってくるのではないでしょうか。
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さて何が言いたいかというと、(致命的なことにならない範囲で)騙されることを厭わずに動き回ることが大事だということ。
騙されることに怯えて、何もせずに引きこもっているようでは何も起こりません。
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新たな旅立ちをするとした場合は特に、致命的なことだけは避けつつ、取れるリスクの範囲内で動く。
許容可能な損失を定めたうえで、頑張っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・致命的なことを避け、許容可能な損失の範囲内で動けるだけ動いていくことが重要である。
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