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No.517|今年の阪神から考える目標の大事さと「同床異夢」について

2024年6月4日 No.517 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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昨日、海外から帰国した後輩と阪神戦を甲子園に見に行ってきました。
とても楽しみにしており、実際、試合を見ながら酒を飲む時間はいいですね。

貧打すぎて、試合自体は残念な結果でしたが、「わくわく感」を得られたのは良かったです。


試合では、色んな方をお見掛けしますね。

・TORACOと言われる若い女性同士のファン
・岡田監督のユニフォームを着てて顔も岡田監督に似ている爺さん
・ロッチ中岡みたいな見た目で、何かのキャラのカチューシャつけているおっさん


それぞれのファンは何を求めてきているんだろうな、というのを考えていました。

・若い女性同士は試合というより試合を見に来ている私たちが好きそう。

・岡田監督に似ている爺さんは、試合そっちのけであっちこっち移動して、色んな人に絡んでいて、やたら目立つ行動をしており、どうやら岡田監督に似ていてちやほやされていることが彼のアイデンティティっぽい。

・ロッチ中岡みたいな人は、試合を見つつ、隣のTORACOをちらちら見ていて、ある意味一番楽しんでそう。


後輩と私の場合は勝利もそうですが、その試合を楽しみながら見るということが目的。

8回時点で勝てそうにない雰囲気が漂っていることに嫌気がさして帰るファンも多くいましたが、我々は試合は延長したものの終了までいました。


球団側は収益が出る状態であればよいわけで、昨日が今シーズン最多の動員数だった阪神としては、今年優勝しなければ年俸も下げれるし負けても悪くない。

株主総会をクリアすれば問題ないでしょう。


こう考えると、ファン同士でも「同床異夢」な状態であり、球団とファンの間でも見ている方向が異なります。

特に昨年優勝した今年については、球団初の連覇を目標にしているわけですが、球団も現場もファンもこの目標に対してどこまで本気で考え、一体化しているのか。

優勝したから連覇と言っているだけな気がしてなりません。
昨年が良すぎて、共通の目標を見失っているように思います。


翻って、自分が所属している会社や組織にいる目的ってなんなんでしょうか。

それは、人によってバラバラかもしれません。

しかし、少なくとも同じ夢を見ることができる目標を見据えながら、一丸となって戦うことは非常に重要なことな気がします。

同床異夢だからこそ、組織には共感できる同じ夢(目標)の設定が必要なのではないでしょうか。
それを打ち出すことができていなかったのが今年の阪神に最も足りなかったことかもしれないなと思っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・人は、どこにいても所詮、同床異夢である。
・しかし、同床異夢だからこそ、それぞれが共感できる同じ夢(目標)を設定することで、同じ方向を見ながら動くことで一丸となることができるものである。

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