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たまCH(チャン)マガジン

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「 TOKYO GREEN AREAエリア(東京 23区以外の多摩エリア)の最大の魅力は“人”である」をコンセプトに、たまCHは「人」にフォーカス! TOKYO GREEN AR…
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#多摩地域

経済と地域をむすび「価値」を創造してきた多摩キーパーソン【長島剛さん】

多摩信用金庫(たましん)時代から、多摩エリアでプラットフォームやネットワークづくりをけん引してきた長島 剛さん。抜群の行動力と広い視野、経済的視点とまちづくりの視点の両方をあわせ持ち、新たな仕事や活動を作り出すシーンに立ち会ってきました。2019年から多摩大学経営情報学部教授として出向し、2020年には産官学民連携委員長に就任。教える立場となった今も、「地域」をキーワードに人材をつなぎ、より豊かにしていくための仕組みづくりをしています。 |至極の一言| 地域の方々と大学のハ

多摩を代表する名所「酒飲みのテーマパーク」 文久3年(1863)から酒造りをしている老舗酒造の18代目!石川酒造株式会社 代表取締役【石川彌八郎さん】

文久3年(1863年)に創業した石川酒造の18代目当主石川彌八郎さん。多摩の豊富な水脈を利用して造られる日本酒「多摩自慢」の醸造を受け継ぐ傍ら、ビール造りを手がけ、多摩を代表する地ビールを販売。 樹齢700年を超えるご神木や、国の有形文化財に指定された建造物が6棟ある約3000坪の敷地内に、レストランや宿泊施設を併設させて「お酒を楽しむためのテーマパーク」を作り上げました。地域の人々との繋がりを大事にし、地域と共に次の世代に文化を繋げていく活動をしています。 |至極の一言|

多摩の魅力的な人々の存在を、多摩から発信 「けやき出版」代表取締役【小崎奈央子さん 】

昭和56年の創立以来、多摩地域密着にこだわり、季刊誌『たまら・び』などの出版物で多摩の魅力を伝えてきた「けやき出版」。小崎奈央子さんは2015年5月に代表取締役に就任した若き4代目社長。多摩で育ち、多摩で学び、多摩で働く魅力的な人たちや活動、その存在を多くの読者に伝えることを使命に、「多摩の出版社」としてできる新しい存在価値を模索・開拓し、クリエイターの創業支援にも取り組んでいます。 |至極の一言| 編集って本でも冊子でも、それ一つ作ることで人の人生を変える影響力がある。

コーヒー生産者たちのストーリーを、消費者まで届けたい「Second Story Coffee Roasters」代表【水谷佑輔さん】

「Second Story Coffee Roasters(セカンド・ストーリー・コーヒー・ロースター)」の哲学は、コーヒー生産者たちの歴史や思い、「1ststory」を伝えること。そして公正に取引された高品質なコーヒーという飲み物を介して、それを楽しむ人々のあたたかい繋がり、「3rd story」を築いていくこと。タイの山岳少数民族アカ族が栽培するコーヒー、悲惨な内戦を乗り越えて発展するルワンダのコーヒー、兼業農家が少量栽培するミャンマーのコーヒーなどを、直接訪問し信頼関係

独自の世界観がしじみちょうとして花開く【なかじままさえさん】

島根県の宍道湖周辺では、しじみの貝殻に和布で装飾を施した「しじみの根付」作りが伝統的に受け継がれています。この技法でアクセサリーを制作している、なかじままさえさんも、子どもの頃におばあさまから、暮らしの中の手仕事としてしじみ細工を教わりました。故郷を離れた今、その技や文化を伝えたいという思いから「しじみちょう Made by Masae Nakajima」ブランドを立ち上げて活動。小金井から世界に向けて故郷の文化を発信します。 | 至極の一言 | おばあちゃんから手仕事と

世代間交流の居場所「だがしや かなん」で駄菓子ソーシャルワーカーとして活躍中♪【山永和子さん】

ご近所にあった駄菓子屋さんの閉店を機に、長年の夢だった「だがしやかなん」をオープンさせた山永和子さん。「わが街の子はわが街で育てる」をコンセプトに、子どもだけでなく多世代が交流できる居場所を作りました。コロナ禍でも、「店長がやりたいと思ったことに、おもしろがって付き合ってくれる」常連さんたちとのかるた制作や、高校生が先生役のオンライン講座を企画。そんな場所を守り続けるために、大きな決断を下しました。 |至極の一言| 誰かが無理矢理引っ張り出していく場所ではなく、「ひらけごま