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2023年に見たアニメを振り返ってみる

年の瀬にもなると、1年を振り返ってみたくなるもの。手始めに、楽しそうなので今年のアニメを振り返ってみようと思う。

思い返せば、2023年はいろいろなアニメを見た1年になった。もともと好きではあるが、今まで以上にアニメに支えられた年だったと思う。

そんな2023年、新たにわたしのアニメラインナップに加わった作品がこちら。

  • SLAM DUNK

  • 地獄楽

  • マッシュル-MASHLE-

  • 葬送のフリーレン

  • ゴールデンカムイ

そして、前のシーズンから継続して見ていたものもある。

  • 東京卍リベンジャーズ

  • 鬼滅の刃

  • 呪術廻戦

  • SPY×FAMILY

2023年のアニメはざっとこんな感じ。

全部を振り返っていたら時間がなくなりそうなので、新たに見始めたものだけ取り上げてみる。


SLAM DUNK

2023年はスラダンで始まったと言ってもいい。1月に映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観てからというもの、ズブズブと沼にハマってしまった。

映画に行くまでは漫画を読んだこともアニメを見たこともなかった。有名な作品なので、バスケの話だということ、桜木花道という赤髪の男が主人公ということは知っていたが、知っていたのはそれだけ。

それが、まず1回目の映画で手に汗握る展開にすっかり惹き込まれてしまったうえに、作画に超絶圧倒された。

もう一度あの感動を味わいたいと思って2回目を見に行けば、今度は音楽がよすぎて悶絶。

同時にサブスクでアニメを見始めれば、キャラクターの関係性も見えてきて、「なるほど、だからここでこの人のカットが入ってるのか」という発見があったり。

映画に行くたびに違う感動ポイントがあり、楽しい企画もたくさんあり、毎回ワクワクが止まらなかった。すっかりスラダンワールドの虜である。

それで、結局は10回以上映画館に足を運んだし、漫画も全巻大人買い。

夏にはワールドカップも相まって、バスケそのものをキャーキャー言いながら応援するようになっていた。

というわけで、特に上半期はスラダンを中心に回っていたといってもいい。いろいろあって気持ちが沈みがちだったわたしに間違いなく活力を与えてくれた。

ゴールデンカムイ

え、今?という感じかもしれないが、2023年のはじまりがスラダン沼だとしたら、しめくくりは金カム沼だ。

実は、見始めたのは11月後半と2023年もかなり終盤になってから。最後の1ヶ月ほどで、ものすごい勢いでハマってしまっている(現在進行形)。

見始めたきっかけは、北海道に行ったこと。

旅の途中、電車内のアナウンスで聞いた「特急カムイ」ということばが耳に残っていたのと、北海道のことをもっと知りたいという思いから、試しにと思って見てみた。単純。

そして、見事に1話目から心を掴まれてしまった。

いやいや。いやいやいや。めっちゃおもしろいやん。なんで今まで観てなかったん?
というのが率直な気持ち。

シンプルに言ってしまえば、奪われたアイヌの金塊を巡って死闘を繰り広げるという話だが、そこにいろいろな人の想いもあれば思惑もあり、何がどうなってるんだという謎もあり…。

あまりのおもしろさに、いっきにアニメ4期分を駆け抜けた。最終章が待ち遠しい。でも終わってほしくない気持ちもある。にわかのくせに。

とりあえずアニメを2周、いやもう何周でもしながら待とうかなと思っている。

スラダンにはじまり、金カムでしめくくる2023年。それだけでめちゃくちゃいい1年だ。

葬送のフリーレン

上の2つとは打って変わって、いい意味で静かでゆっくりとした時間が流れる作品。

話題になっていたので見始めたら、静けさの中にじんわりとくるものがあって、その雰囲気がとても魅力的だなと思った。

勇者一行が魔王を倒した後の世界という設定もおもしろいし、個人的には美しい景色と音楽がとても好き。

見ていて、あぁ、わたしってファンタジーの世界が好きだったな…ということを思い出した。

特に惹かれるのが、1000年以上生きているエルフである主人公の雰囲気や構え。

長く生きているだけあって、時間がないと焦る人間とは対照的な、「たった◯十年でしょ?」みたいなセリフを随所で発している。

そういう言葉を聞いていると、なんだか自分はとてもせかせかと生き急いでいるように感じる。エルフではないから仕方ないが、それぐらいの余裕を持って生きられたらなぁと憧れてしまう。

そんな、わたしの好きな雰囲気と憧れがつまった作品。

地獄楽

地獄楽は、Amazon Primeにバーンと出てきて気になり、なんとはなしに見てみたらめちゃめちゃおもしろかった。

内容は、死罪人が無罪放免をかけて不老不死の仙薬を持ち帰るべく、打首執行人とともに謎の孤島でのサバイバルを繰り広げるというもの。

まあタイトル通りのおどろおどろしい、不気味な雰囲気の作品。でも、その不気味さがクセになる。

舞台がとにかく分からないことだらけの島ということで、謎解きっぽい要素もあるし、知識欲もめちゃくちゃ刺激された。

こういう、主人公たちの足どりとともに謎が少しずつ明らかになっていく…みたいな作品にわたしはめっぽう弱い。

結局、気になりすぎて漫画を全巻購入。そういう意味でも恐ろしい作品だと思う。

マッシュル-MASHLE-

ここに来て唐突なギャグ作品。

なんで見始めたかもよく覚えていない…笑
YouTubeの企画動画に知ってる声優さんが出ていたとかそんなだった気がする。

魔法が使えない主人公が諸事情あって魔法学校に入学し、学校でのあれこれを筋力だけで乗り切っていくという、まぁ絶妙にしょーもない話。そのしょーもなさがいいというか…

(一応、悪の組織との闘いとかそういう展開はある。でもやっぱりギャグが勝ってる。笑)

地獄楽と同じぐらいの時期にやっていて、地獄楽が重かっただけに、いい箸休めになっていたのは確か。

シリアスなものばっかり見ているとそれはそれで気が重くなってくるので、こういうギャグ系のものは助かる。しょーもない is 大事。



というわけで、超個人的なアニメの思い出を綴るだけになってしまったけれど、2023年の楽しい思い出として書き残してみた。

来年はどんなアニメに出会えるかなぁ〜
今から楽しみ!

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