レバレッジって何?ナスダック100レバレッジETFの魅力

レバレッジは怖い、というのをよく聞きます。
確かにレバレッジはハイリスクのため手を出しにくいですが、その中でも手を出す価値のありそうなETFを紹介します。

レバレッジとは?

レバレッジとは、証券会社などからお金を借り、手持ち資金以上の金額で株を購入することを言います。
これによって少額の投資資金で、大きなリターンが期待できるようになります。
倍率が高いほど少ない保証金で大きな金額の取引が可能となります。

最速で資産形成する方法は?

「早く資産形成したいけど投資資金が足りない」
「リスクを取ってでも早く資産を増やしたい」
このような人には、レバレッジ商品、トレンド型投資信託、個別株への集中投資が向いています。
これはいわゆるハイリスク・ハイリターンの投資で上級者向きですが、短期間で大きな資産形成をする事が可能です。
今回はレバレッジ商品について紹介します。

オススメのレバレッジETFは?

トレンド型投資信託や個別株は一過性のもので長期的に上がり続けるとは限らなかったり、暴落時の資産へのダメージが大きいなどのリスクが想定されます。
最近ではeMAXIS NeoなどS&P500をアウトパフォームする投資信託が増えてきていますが、ボラティリティーが大きくいつまでもトレンドが続くとは限りませんし、分散投資という意味でも不安があります。
そこで、ナスダックに連動した投資信託にレバレッジをかけたものをオススメします。
大和アセットマネジメント社が運用している
「iFreeレバレッジ NASDAQ100」
という投資信託です。
注意:あくまで投資は自己責任ですので自分の判断での投資をお願いします。

ナスダック100とは

NASDAQ100指数は、米国のナスダック市場に上場している時価総額の大きい非金融業100社の株式で構成される株価指数です。日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることを目指すETFです。

運用管理費用(信託報酬)(税込)は0.99%と少し高めですが、リターンを考えると投資価値が高いと言えます。

ナスダック100のパフォーマンス

「NASDAQ」(ナスダック総合指数)は、米NASDAQに上場している約3000銘柄全銘柄を対象とした時価総額加重平均の株価指数です。いわゆるIT銘柄が数多く上場しており、成長企業が多いです。構成銘柄は、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、アルファベットの5社(GAFAM)を始め、テスラ、インテル、エヌビディア、ネットフリックス、ペイパルなど米国を代表するハイテク企業が揃っています。

出典:楽天証券経済研究所(Bloombergのデータより)

1988年からナスダック100指数に毎年四半期末ごとに10万円ずつ投資したと想定すると、累計投資元本1,260万円に対し、2020年3月末時点の総資産は約1億727万円になっていたそうです。
30年で元本の10倍は驚愕ですね。

レバレッジのリスク

レバレッジが高まれば、かかるレバ以上に大きくリスクが高まります。
そもそもレバレッジとは自分の持っている資金以上の取引をすることです。
例えば元本が100万円だとすると、レバレッジ2倍なら200万円の取引ができます。
そのため上昇相場では約2倍の速度で資産を伸ばせますが、下落相場では約2倍の速度で資産を減らします。
「約2倍」という表現を使いましたが、レバレッジ商品は少し不規則な動きをします。例えば2日間株価が下落し、1日で元の株価に戻したとしても、マイナスに対してレバレッジがかかるので株価が元通りになっても元本が戻らないので注意が必要です。

いかがでしたでしょうか?
レバレッジはリスクも大きいですが、その分リターンも大きくなります。
特にナスダックは長期的に見て上昇する確率が非常に高く、それにレバレッジをかけることで資産を増やす速度を加速できる可能性が高いです。短期間で資産を増やしたい人は一度検討してもいいと思います。

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