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「どなたでも参加できます」では誰も参加しないという罠


こんにちは、たまちゃんです。


昨日は、ある方のコンサルを行いました。



その方は、人の過去の経験などをヒアリングした上で、様々なアドバイスをするという個人セッションを行っています。


今のところ、セッションは無料で行っているのですが、ゆくゆくは有料にしたいとおっしゃるのです。



ただ、このセッションを受けることで、どんな状態だった人が、どんな状態へと変わるか、という変化が見えにくいものだったので、セッションそのものを主力商品にするにはちょっと弱い気がしたのです。



「どんなふうに変わるかわかりません」では、お客さんが来たいと思いません。


そこで、セッションを受けるメリットなどを掘り下げていったのですが、いまいちはっきりしません。



いい内容ではあるのですが、内容が抽象的であるがため、これといった謳い文句が出てこないのです。



そこで、ちょっとアプローチを変えてみました。


このセッションは誰が受けた方がいいか?という視点です。



この視点ででてきたのが、「自分を許せない人が許せるようになる」

というメリットの提示です。


なるほど、これはなかなかいいんじゃないかなと思います。



しかし、「自分のことを許せない人」は数多くいるはずですが、自分のことを許せないのを誰かに解決してほしいと思っているかというと、そうでもないのです。


例えば、最近お腹が出てきたので、簡単なダイエットでお腹を引っ込めたいとか、

あと5万円の副収入があったら生活が楽になるとか、


そんな喫緊で身近な悩みではないのです。



そこでどんな人の役に立てるか、ということを、もっと詰めて考えてみました。



すると、「子育てをする女性」というキーワードが出てきました。



この相談者の方と同じ境遇の方です。


これなら、非常にわかりやすいです。


子育ての悩み相談に乗ってあげればいいのです。


この相談自体は無料で構いません。


そして、仲良くなった方にセッションを案内すればいいのです。


その後は、子育てママのコミュニティのように、グループ化してもいいでしょう。


関係性を築いていけば、その後、講座などを販売することもできます。



これは相談者の方もバチッとはまったようで、かなりご満足いただけました。



「自分を許せない人」のような、ふわっとしたターゲットではなく、

「子育てママ」とターゲットを絞り込んだことで、全体のサービスのイメージがかなり広がったのです。



このように、


「どんな方でも相談に乗ります!」


といった文言は、誰にも響かない可能性があるのです。


なぜなら、これを言われた人が「どんな方でも」に該当しないと思っているからです。


先程の例のように、

「飲み会の多い40代のサラリーマンで、お腹が最近出てきている、そこのあなた。ぜひ、ご相談ください。」


とか、言われた方が


「おっ、俺のことかーーー!!」


となるのです。


ここまで限定する必要はないと思うのですが(笑)

具体的にイメージできた方が、自分ごととして考えてくれるのです。



もちろん、40代限定と言っているわけではないので、30代や50代の方、サラリーマンでなくても、お腹が出ている人は、ちょっと気になってしまうのです。


40代サラリーマンを中心としたまわりの人も、一緒に集めることができます。



このように、自分ごととして考えてもらえるように、わざとターゲットを絞り込むことで、お客さんにも響きますし、商品、サービスも作りやすくなります。



というわけで、このnoteを読まれているあなたは、ぜひ以下の無料コンサルも受けてみてください(笑)



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