なぜ「たくさん稼ごう!」が胡散臭く聞こえるのか?
こんにちは、たまちゃんです。
不定期的に、ある類のTwitterフォロワーさんからフォローされます。
どんなフォロワーさんかというと・・・
ちょっと、パッと見ではわからないと思うんですが、
プロフィール文を貼り付けると・・・
貧困暮らしから成り上がり💙7社経営✨資産40億😘現在は稼げる情報をお伝えしたり、10万円を配布したりしてます💪LINEお友達追加で10万円配布中💓→https://linktr.ee/Line.me.e
はいっ!
「貧乏だった私が・・・・」のお決まりのパターンのやつです。
そして、決まって10万円稼げる手法のプレゼント。
1万円でもなければ、100万円でもなく、なぜかまって「10万円」。
決まってアイコンは若い女性
しかも、ツイートは1つか2つしかない(笑)
そして、最終奥義「LINE公式への誘導リンク」
これ、なんで、みんな同じ構成なんでしょうか(笑)
やはり、こんな低レベルのオファーでも、実際に騙されて登録する人がいるんでしょうね。
実験的にLINE公式に登録してみたいのですが、通知がピコンピコン鳴ったりしたら嫌なので、絶対にしません。
どうせ、10万円稼げる(と書いてて稼げない)案件を数万円で販売されることでしょう。
今から8年ほど前は、まだTwitterの国内利用者が少なかったため、こういう露骨な詐欺っぽいアカウントは少なかったように思います。
その代わりに、先ほど引用したプロフィール文のような、怪しいサイトがたくさんありました(笑)
「10万円稼げる方法を1万円で教えます!」
ということが書かれていて、1万円払うと、
「これと同じことを10人にやってください」とだけ書かれたPDFファイルが1枚届くという(笑)
当時はまだネットビジネスという言葉が世に出てきた頃でした。
このように本当に胡散臭いものから、僕らが憧れていて、なおかつ学ばせていただている新田祐士さんのような、本物のコピーライターみたいな方と玉石混交だったように思います。
そんな時代だったから、そんなオファーを見ても、
怪しい。実に怪しい。
でも、本当に稼げるかもしれない!
とか、思っちゃうわけです。
いつの時代にも、こういう心を利用して稼ぐ連中はいます。
では、コンサルタントと呼ばれるような、本当に稼がせる人と、詐欺まがいな人とで、何が違うのでしょうか。
これらの詐欺まがいな案件というのは、決まってお金を稼いだ先というのが見えません。
言い換えると、お金を稼ぐことそのものがゴールなんです。
つまり、お金さえあれば、何でも好きなことができる、という発想です。
これになびくような人を考えたら、すぐわかるはずです。
欲深い人しか集まって来ません。
そして、欲が深いからこそ、詐欺的オファーにでも乗ってしまうのです。
詐欺でなくても、お金を稼ぐことをことさらに強調するビジネススクールやコンサルなどは多くあります。
それだけ、お金の威力は絶大ですからね。
しかし、まっとうなビジネスであったとしても、お金を稼ぐこと自体を目的化してしまうのは得策でないように思います。
なぜなら、そのような人はお金を稼ぐためだけに、自分の元に現れるからです。
お金を稼ぐことが目的なので、それが終わったら、
「ありがとうございました!」と言って、用済みとばかりに自分の元から去っていくのです。
これは、あまりいいビジネスとは思いません。
ビジネス的視点で言えば、常に新しいお客さんに来てもらわないといけないので、それだけ集客コストがかかるということだし、それ以前に人とのご縁が深まりません。
集客を仕組み化して、半自動で集客することはできるでしょうが、やっていくうちに虚しくなってくると思います。
人が来ては去っていき、お金だけが残る、ということに。
だから、お金は入口(稼ぎ方)も大事なんですが、出口(使い方)も同様か、それ以上に大事なのです。
真のお金持ちというのは、常にいいお金の使い方というのを知っています。
というか、常にいいお金の使いみちを考え続けているのです。
しかも、その使い方は自分のためではありません。人のためです。
浪費するのではなく、自己研鑽など、自分のために使うのも大いに結構です。
それによって、さらにスキルアップしてお金が稼げるので。
しかし、自分ではなく、人のためにお金を使うことも重要です。
人のため、と言っても、発展途上国のために使うといった、寄付のようなことでなくていいのです。
ちょっとした備品を整える、といった、
まわりの人の環境を良くするようなことでもいいのです。
それ自体は直接的に自分にお金をもたらす投資にはなりえませんが、恩恵を受ける人に良い影響を与えるという、人間的な投資の意味は持ちえます。
別に打算的な行動をしようと言っているのではありません。
感謝の意図をもって、まわりにちょっとした貢献をしてみよう、ということです。
かっこよく言うなら「徳を積む」ということでしょうか。
そういう人は、いざという時に、まわりから応援されるのです。
話を元に戻しますが、魅力的なオファーを出せる人というのは、稼いだお金をこんな風に使いたいと、はっきりとは書いていなくても、
きっと理想の世界の体現のために使ってくれるんだろうな
という、希望を抱かせてくれるものです。
それが、詐欺的なオファーを出す人と決定的に違う点です。
自分で何か商品やサービスを提供する際も、いただいたお金どう還元するか。
明示することはなくとも、自分の中に信念として持っておけば、お客さんに与える印象もきっと変わるはずです。
それでは、今日はこんなところで!
おしまい
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